漫画を読んでいて、魔族の説明があった。
人の形をし、人の言葉を操るが、人の声真似をした言葉の通じない猛獣。
私は自己愛性人格障害者と同じだと思った。
症状が出た時の顔つきは爬虫類にはなるけれど、人の言葉を話し、欺くのはとても上手い。
心はあるようで、表面に存在させているだけ。
芯の部分は空虚である。
言葉で分かりあうことはできず、自己を守るだけのために全てを注ぐ。
自己愛性人格障害者は魔族なんだ、人間とは違うから交わることはない。すごく腑に落ちた。
元夫君からは、昔の終わった話を蒸し返して、執拗にネチネチと責められることが多々あった。
また始まった
と私もいい加減ウンザリしている。
もう10年も前とか、結婚する前とか、出会う前のことで、しかも私は何も悪いことはしていないのに。
元夫が私を操りたいときにそうやってコントロールしようとしているのだろうが、罪悪感を利用出来なければ効果がない。
私は浮気をでっち上げられて責められているので、全く罪悪感もなく、ただ彼を軽蔑している時間だ。
それが態度に出ているのだろう、より効果的に責められる次の責め話題に移行する。何か私の罪悪感を引き出す話題を模索するのだ。
この時思う。
韓国みたいな人だな、と。
慰安婦問題とものすごく似ているからだ。
終わったことをずるずる持ち出しては何か私から引き出そうとする。利用しようとする。
これが意図的ならまだ良いが、彼の人をコントロールしようとするDVのやり方は自分を守るために自然と身についた物で、無意識だ。恐らく。
たまに、自分を棚に上げていることや矛盾に突っ込んでみることもある。するとギクッとするので、自分がおかしい事をしていると薄々分かってはいるようだが、こうやって人を自分の下に置くことで身を守るしか出来ないので、喚き散らして理性をなくす。そうすることで自分を守るのだ。
大抵は責められる時間が長くなるのが面倒なので、黙って申し訳なさそうにしつつ、頭の中では韓国を思い浮かべる私だった。
束縛というと、あればダメ、これはダメと禁止されると思うでしょう。
自己愛の人の束縛は違う。
禁止はしない。むしろ、友達と遊んでおいでよと勧めるのです。
私は最初は分からないから、友達とランチに行くよね。年に1,2回ですが。
そうすると、友達とランチ中だと分かっていても元夫くんは電話をかけてくる。もちろん大した用事ではありません。まずここで友達と会うハードルができる。
帰ると、どんな話をしたとか友達はどうしてるとか、まあ聞いてくるのは普通のことかと思うけど、元夫くんは普通ではない。
友達のご主人を間接的に褒める内容になってしまったり、良い生活をしているのが垣間見えたら、怒りに触れてしまい、どうせそんなクズとか、大したことしてないやつとか怒り出してしまう。
数日経っても数ヶ月経っても、そのことに触れてきて文句を言われます。
お前のあの友達の旦那はあれやもんな？どうせ苦労もしてないくせに。親のおかげやろ。
などなど。
相手のご主人に会ったこともなければご両親がどうとか、何も知らないのにそうやって僻むのです。
自己愛性人格障害者はとてつもなく自己肯定感が低く、でもプライドが高く、他人をやっかんで否定しなければ自分を肯定できない。
友達と電話をしたり会ったりするたびに嫌なことを言われるので、禁止されなくても自分から友達と会わなくなっていきます。
これが自己愛性人格障害の束縛DVです。
夫側から禁止するのではなく、妻側が自ら離れるように仕向ける。
だから外から見ると、夫は友達と会うななんて言ってない、寧ろ遊んでいいよと言っていた良いご主人、ということになってしまうのです。
これが厄介。人に説明するのが難しい。被害者が自分から友達と遠ざかるのだから。
そうしてだんだん友達や家族と疎遠になっていくのです。
この原因は夫が全く同じように義母から育てられたからだと私は思っています。
その話はまた次回。
記事を書いていると、思い出したくないことを思い出さなければならなくなって、辛くなってきますね。
治療時も同じで、特に私の出来事は人に話せるような内容ではないため、かなりの苦しみでした。
このブログにも、書けないことが多すぎて。
ずいぶん間が空いてしまいました。
ところで離婚理由を聞かれたら、何て言ってますか？
私は、よくあるやつよーと言っていれば、元旦那さんの浮気かな?で収まるので、それでいいかなって。
人によっては、あーあの旦那さんやっちゃったんだ？って感じで笑い話にしてくれるので気楽。
元旦那の評判を落としたくはないので、本当のことはもちろん言えないし。
会社でも、察してくれますよね。なんとなく。
私に原因があると思う人は今までいなかったなぁ。元夫くんはあまり評判の良いタイプではなかったからか…
それとも離婚理由って、世間的には旦那の浮気が大多数なのかな?濁すと、勝手に旦那さんに浮気されちゃったイメージを付けられてしまいます。まあ浮気もされていたから間違っていないんだけど。
女性はそれでいいんだけど、離婚した男性と話すときは何と言っていいか困っちゃうことがあります。相手が浮気した方なら気を遣うし、有責者とはいえ、よくよく聞くと奥さんが実家依存で…とか、必ずしも100%あなたが悪いねってこともなく。浮気は悪いけどね、情状酌量はあるって感じ。
自分だけご飯ないとか、休みの日に休んだら怒られるとか、電気をつけたら怒られるとか、子供がママの真似して自分の悪口を言ってくるとか。そういう時に女性に優しくされて浮気しちゃって、本気になってって聞いたら、ダメだけど同情しちゃう。
旦那側の話を聞いてるだけで奥さんの言い分を知らないから分からないけどね。
一方、私の結婚生活を話すとみんなびっくりします。
先日離婚した友人がいて、結婚した時は幸せいっぱいでごちそうさまって感じだったけど、だんだん奥さんの愚痴を聞くようになり、まああなたが悪いよーこうしたら？とか言ってる間にすぐ離婚しちゃって。
おしゃべりな友人だったから、中身が全部分かって、短い結婚生活だと全部が見えて読みやすい小説みたいだったな。。その友人、ごめん。
女性はおしゃべり好きだから色々聞くけど、私の周りは男性も割と話し好きが多くて男性意見も聞けるから、面白いし、相談も乗ってもらいやすい。
離婚して色々な人や価値観と出会って、今やっと生きてる私です。
私の浮気から、元夫くんの性欲がおかしくなった。
元々とても強い方ではあったが、以降は私のせいでおかしな性癖がプラスされた。
私は特に妊娠してから、生物上当然に、相手をするのが苦痛としか思わなくなっていたのだが、そんな態度を取ったり、断ったりしては殺されるので、喜ぶふりをしなくてはならなかった。
妊娠中や産後直後は本当に嫌だった。
産後の１ヶ月検診に行くまで、まだかまだかと毎日言われた。
まだ縫った傷の痛みも悪露もあるのに、夜中の頻繁な授乳でふらふらしているのに、里帰りの実家なのに、早く出来ないのかと詰め寄られる。
１ヶ月検診が終わった日に、赤ちゃんや私の体調は何も聞かず間髪入れずに「もうできる？！」と言われた時は呆れて悲しかった。
こんなに男という生き物は性欲が強いものなのだろうか？
体調がすぐれないからと断ることなど到底できず、受け入れるしかない自分だった。
付き合ったばかりの頃、まだ15歳だが、外でもどこでもされた。させられた。
公園の奥や見通しの良いところでも関係なく。
おじさんに見つかって怒られたこともあるし、犬の散歩のおばさんに見られて気まずくなったこともある。
私はというと。
DVを受ける人間とはこういうものか、何の抵抗も出来ない。
嫌だという感情はある。恥ずかしいししたくもない。
けれど、言われたら断るという選択肢は無い
しなければならないのだ。
浮気以降は、水を得た魚のように元気になった元夫くん。浮気を理由にすれば私を以前よりももっと自由に操作できるからだ。
弱みを握られれば奴隷となってしまう。
第三者が立ち入ることもなく、夫婦二人にしか分からないため、性的には、全く自尊心もない道具として常に使われなければならない。
性生活はもっと酷いものになっていきます。またいつか書きます。
DVを受けている方、これを見ていたら絶対、相手に隙を与えないよう気をつけて下さい。
お金の失敗でも親族への失言など、何でもです。
そこを突かれてDVの材料にされるし、弱みとなって抵抗も出来ず、「自分が悪いから仕方ない」と思い込まさせていきます。
よくよく考えると、生きていること、人間でいること自体を否定されるほどの失敗ではないはずなんです。
失敗を責められる法則は決まっています。
失敗のことについての叱責ではなく、人間否定をされます。
間違えてしまったけど今度から気をつけるね、なんて言えないんです。だって解決してしまったらもう責められないから。
だから失敗ではなく、人間自体を叱責します。
そして被害者はまた、自尊心を失い、DVを受け入れていきます。ごく自然に。
第三者に相談するという考えを持って欲しい。