私は、塾で高校生に数学を教えています。
一生懸命に勉強する高校生を応援しています。
一方で、部活動に打ち込む高校生も応援しています。
自分も高校時代にスポーツをしていたので、
頑張る高校生にはできる限りのサポートをしたい!
と考えています。
そう、ずっと考えていました。
いや、今もその考え自体は変えていません。
しかし。
実際に高校生たちと触れ合う機会が多くなり、部活動を
している生徒や親御さんともたくさん話をしました。
そこで芽生えてきた、違和感。
ずっと、どこかで引っ掛かっていました。
それが何なのか、ハッキリしないまでも、何かある。
最近になって、少し分かってきました。
いったい、この違和感が何なのか、が。
それは言葉にするなら、真剣さ。
今の高校生すべてとは言いません。
しかし、自分では一生懸命に頑張っていると「思っている」
高校生の多くに、いろんなことに対する【真剣さ】が足りない。
それを象徴する言葉を最近の高校生からは頻繁に聞きます。
【無理】 と 【やったらできる】 と 【やれるだけやった】
この言葉を言わない高校生は、ほんの一握りでしょう。
『部活動をする』ということを特別に素晴らしいことのように
考えている大人(親)も山ほどいますね。
確かに部活動を頑張ること自体は、素晴らしいことですし、
そこでの経験と体験は素晴らしい成長の一助となるでしょう。
でも…忘れられてる『前提』がありますよね。
『学校の勉強がキッチリできた上で』という前提。
これを怠る理由に部活動を使う高校生が余りに多い!
そして、それに違和感を持たずに認める親も余りに多い!
個人的には。
『部活動は高校生活のオマケ』
だと思っています。あくまでも個人の考えです。
部活動を一切やらずに勉強をすれば、高校は卒業できる。
勉強を一切やらずに部活動をすれば、卒業すらできない。
学校の授業外の時間をどう使うか?という選択肢の中に
【部活動】があって、それを自分で選んでいるのに。
その【部活動】のせいで自分の時間がない!と嘆く。
学校で100番以内くらいの成績で、部活動で全国大会に
行けるかどうかくらいの成績を残す。
これは【文武両道】ではない!
ただの【中途半端】であることに気付いて欲しい。
いま、徳島の公立高校の中には、生徒全員に
「部活動をさせる」高校もあります。
その心は…?
ただ学校の特色を出したい「だけ」の方針でないことを
心から祈ります。
もう一度、再確認を。
私は、部活動をしている高校生を応援しています。
勉強に一生懸命、取り組む高校生を応援しています。
だからこそ。
いろんなことを言い訳に使って、どちらも中途半端に
やろうとしている高校生に違和感を感じます。
【無理】って言うな!
【やったらできる】ならやってみせろ!
【やれるだけやった】なら結果に誇りを持て!
…久しぶりにヴォルティスの試合以外で熱くなりました。
すみませんm(__)m