さて、去る2020/12/08 に
CentOS プロジェクトが終了し、CentOS Stream へ移行するというアナウンスがありました。
以下の記事も詳しく書いてあります。
はっきり言って、
一般的な話ではないです。
そこで、何が問題かといいますと…
【今まで】
1.Fedora Project → Red Hat Linux の開発バージョン
2.Red Hat Enterprise Linux → 商用ディストリビューション
3.CentOS プロジェクト → Red Hat Enterprise Linux のクローン(非商用、商用パッケージを除く)
という関係で成立してきました。
もちろん、CentOSは、Red Hat Enterprise Linux の一か月以上あとにリリースされるというサイクルを繰り返しており、
サポートがない代わりに、Red Hat Enterprise Linux と同じように利用が出来る、という仕組みでした。
オープンソースの良さが社会貢献されていたわけですね。(ちなみに、日本で一番利用されているサーバOSです!)
つまりですが・・・・・
簡単に言うと…
生活必需品となった、スマホ、タブレット、ChromeOS(クラウドOS)といったデバイスの受け皿を安価で安定したオープンソースソフトウエアで提供する事が出来たわけです。
ぶっちゃけ、提供する側のコストが安かったわけです。
(もっと簡単に言うと、スマホから利用できるたくさんのサービス・コンテンツがまさにこれで動いているということです)
しかし、それが以下のように変更になります。
【今後】
1.Fedora Project → Red Hat Enterprise Linux の開発バージョン(フリー)
2.CentOS Stream → Red Hat Enterprise Linux の公開手前のテストバージョン(フリー)
3.Red Hat Enterprise Linux → 商用ディストリビューション(有料)
というように流れが変わりました。
こちらなのですが・・・・・・
日本のネットワーク界&開発業界に衝撃を与えるニュースでした。
(影響はあるところはすごくあると思うが・・・・)
もちろん、私も駆り出されて、
いち早く検証とトラブル、それから、今後の対応の先陣(たたき台)としての検証をすることを余儀なくされましたw
(すげー人使い荒いww 俺らの影響は三年後だろうが!みたいなかんじですが・・・・・
マジかよ!!って泣きたくなりました。必死にやりました!検証環境をマジで作って検証しマスタwお前ら手伝えよ!えっ?おれオンリー?みたいなwまぁ、慣れてる環境の問題点を見つけて手順書書くだけでしたけど…まったく大したことねーことでしたw)
意義のある仕事を与えていただいて、光栄以外の何物でもございません!本気でやらせていただきました!在宅ワーク&私の自作検証機が役に立ちましたね!!
ってのはちょっと盛ってみました。
まぁ、環境によって問題は出るなぁ、という見解です。
今はまだ問題が出ていないのでわからないのですが、公式の見解を見ると…
初期段階では問題が出るときは出る。しかし、Red Hat Enterprise Linux へのフィードバックを与えるのが目的なので、むしろ問題は早く修正されるのでは?だけど、注意が必要!
って感じじゃないでしょうか。
・ 先走って、最新のものを利用するのではなく、じっくりとテストをして安全を確認してから利用をする!
・ 商用パッケージを利用する必要がない環境(OSS のWebサーバやOSS DBなどの場合)では、特に気にする必要はないのでは?
・ 開発環境や検証環境では大きな問題は出にくい、もしくは、出たとしても修正可能なものだと思います。
気を付けるべきことは、
商用パッケージを利用する場合はどうだろう?
ということくらいでしょうか。(Oracleなど)
まぁ、商用パッケージを利用するってことはサポートが必要だし、不通につけてるし
基本的には、CentOSではなくサポート付きの Red Hat Enterprise Linux (RHEL)を使っていると思います。
逆に 商用パッケージ & CentOS でないといけない、というところを私は見たことがないです。
ですので、現実としてはあまり問題にならないかも?
と感じています。
そして、どうしてもリスクを避けたい、ということであれば、
Red Hat Enterprise Linux に移行するとか、
Debian に移行するとか、
UBUNTU に移行するとか事前に準備、検討すれば、
特に問題はない話だと感じました。
実質、CentOS7のサポート終了まであと三年あります!対策できないことではありません!!!
まぁ、私は 個人的に UBUNTU の信奉者なので、
UBUNTU 移行してくれると嬉しいなぁ!と心から思っております。
これは、あくまでも個人的な話ですが・・・・・・
現実難しいっすね・・・・・・・
そして、現実的な話をすると……とりあえずなのですが・・・・全く違う話になりますが・・・・
CentOS 8 Stream の OPENSSL 更新に非常に頭を抱えております。
RHEL7/CentOS7 までの方法では対処ができない問題が出ておりまして、
胃に穴が開きそうです。つぅか・・・・・
こっちのほうが、セキュリティーの問題がとしてソースコードからのインストール手法を確立したいですが・・・わからん!
どなたかおしえてください~
まぁ、時間が解決してくれると思いますが、すげー気になってます!
これ、直近の問題なので、またあとで記載します~
ではでは!