一時期
お局の態度が凄くて
本当に辞めたかった。

仕事が出来ない自分にも腹が立った。
仕事を一生懸命頑張ろう
とこの頃決心した。

だけど
冷たさは増す一方で

同期の子が1人辞めた。
その時に初めて気付いた。

辞める方法もあるんだ

勉強もする時間なくて
泣きそうだった私は
逃げる道を選びたくなった。

だけど彼はそれを許してくれなかった。

その子と私の違いは
何だったんだろう。

今は聞くに聞けないけど。

夏休みになった。

後輩が次々入ってきた。
お局の冷たさを知っていた私は皆に優しくする事を心がけた。

あんな風にはなりたくなかったから。

この頃
勉強より仕事を選んだ
遊びより仕事を選んだ

彼と働くのも楽しかったし
仕事が出来るようになってきた自分に誇りが持てるようになったから。

人前恐怖症は消えかけていた。


だけど
ある日
本来はあまり忙しくないクローズなのにやばいほど忙しくて頭の糸が切れた

ロボットのようになった
その上こけた。

自分が嫌で
どんなに冷たくされても
泣かなかったけど
初めて涙が出た

見せるつもりは全くなかったのに見られた。

思わず今までの気持ちを全部吐き出した

彼はただ私の手を握ってた
その時確信した。

好き

彼と私にその時秘密が出来た。


それからは普通に接した
仕事も出来る限りの努力をした。
仕事も最低からマシになった。

その時は
彼への気持ちを仕事に向けようと誓ったから。


二週間後
久々にクローズ一緒になった。


彼がふとしたひょうしに
言った一言が
私の勘違いを引き起こして

後二週間で辞める事になっていた私は

自分の思いをぶつけた。

何も望んでなかった。

ただ否定されて新しい恋をしたかった。

でもそんな事をしてくれなかった。

この時人生で一番幸せだった。
死んでもよかったくらい。

仕事も出来るようになって
これ以上のものは
ないくらい幸せだった