こんばんは。


本日夕方に緊急事態宣言が発令されまさしたね。


息子は、超感覚過敏体質マスクが大の苦手です。
今までは、1日に数分だけとか替わりにマウスシールドをつける事で何とか学校生活を送ってきました。


けれども、緊急事態宣言となれば話は別です。


数日前から「マスクをつけないと学校に行けなくなるよ」と
話をしてきましたが、

「学校行かなくていい」
「そしたら気になって勉強できない」
「大きな声を出しちゃう」
と言って渋ってきました。


そして本日担任の先生よりお電話を頂きました。
マスクをつけてほしい事と
今までのような対応はできず
どうしても嫌がる時は
お迎えをお願いするかもしれない
との事でした。


元々好きではない学校なので、
「マスクをしないから学校に行かない」
という結論を出すのは簡単です。

(私は大変ですが…)


嫌いな学校生活の中だからこそ、
逆手にとって超主体的に取り組む事を
自ら見つけて取り組んできた部分もあるので、
この状況でも自分で考えて行動し、
最終的に行くか行かないか決めてくれると
よいなと思いました。


感覚過敏もそうですが、
自閉傾向の強い息子にとっては
いつもと違う
イレギュラーな出来事を受け入れるのは
簡単ではありません。


例えば
・教室のレイアウトが変わった
・学校公開でいつも教室にいない人がいる
・ルールが変わった
他にも誰も気がつかないような変化に
いち早く気がつき癇癪を起こします。


発見能力はすごいですけど、
一度定着したものはブレないという特性のおかげで、

途中から人の意見を全く受け付けず

どんなに説明しても

自分の考えを何とか通そうとします。

これは、定型発達の親御さんには、

「手の付けられないわがままな子」に見えると思います。


そんな息子にとって今年度はイレギュラー続きの一年で、

新しい考え方をり受け付ける事はできず、
先生のサポートやお友達の理解で乗り切ってきました。


しかし今回は「緊急事態」です。


そんな時につい最近にあった出来事を思い出しました。


支援員として働く幼稚園での避難訓練にて。
私が働く年少さんはダイナミックな行動が特徴の支援対象のお子さん以外も、

やんちゃな子が多く、時には先生の話はも全く耳に入らず

帰りの会は、高いところに登ったり喧嘩が始まったりとカオス状態になる事もあります。
その日は、朝少し遊んだ後に大掃除で普段遊ぶおもちゃをキレイにしたり、普段やらない事を頑張りました。
お弁当を食べた後はタイマーが切れたかのように、

支援対象のお子さんは暴れ出しました。
そんな時に突然始まった避難訓練。
小学校の校庭に避難する時も、騒いだり頭巾を投げたりで、やっと到着したところに待っていたのが校長先生。


騒ぐ子ども達に
「静かにしろ」
「笑うな」
「次回声を出したら教室からやり直しだぞ」
といつも優しい先生の聞いた事のない声量と厳しい口調に
やんちゃな男の子達はもちろん、
支援対象のお子さんもピタリと静かになりました。



大人の私でも怖いくらいだったので、
年少さん達は、さぞかし驚いたでしょう。


その時にふとこれが戦時中だったらと想像したんです。


防空壕にみんなで避難している時に声を出した時は自閉症だからなんて言えないよな…と
息子は、この子ども達のように注意されて従えるか?
考えさせられました。


話は戻って、今回の緊急事態宣言。


マスクつける事をどうしても受け入れない息子にこのように話しました。


飛行機好きな息子は
Happy Flight」という映画は
セリフを覚えるくらい何百回と見ていて、

飛行機の緊急着陸の緊迫感は把握しています。

今の状況を映画に出てくる「飛行機の緊急着陸」に例えました。


「今は飛行機で言うと緊急着陸と同じだよ。
お客さんが快適に過ごせるようにサービスしてくれたCAさんは、

緊急着陸の時はサービス要員から保安要員になって

CAさんは、サービスをしなくて命を守る事をやるようになったでしょ。

たとえお客さんでもCAさんの言う事を聞かないと、指示に従うように厳しく伝えるの。

今まで支援クラスの先生たちは沢山話を聞いてくれたけど、

明日からは緊急事態だから先生の話をしっかり聞く時なの。」

 


とこんな内容を真剣に話しました。


この時は真面目に聞いてくれました。

何とか自分のペースで過ごそうと必死で抵抗してきた息子も、

全て思い通りにいかない時がある事を感じたようです。
明日からは緊急モードで行動するんではないかと思います。


この話し方が良いのかどうかは、今は分かりません。


映画「Life is beautiful」で、過酷な現実を

ゲームの中にいるように振舞って息子は最後まで楽しませていた

お父さんのように、子どもを常に楽しませるマインドが

私にもあれば素敵だなと思います。

私は、発達障害や個性の強い子ども達が

「わがまま」と一言で片づけられ批判されたり排除される事がない、

個性を活かし、認め合う社会になる事を思い描いています。

 

このような子ども達は、ありのままの自然体で正直過ぎるところは、

学ばせてもらう事が多いと思っています。

 

ただし、人の命にかかわる時だけでも

「人に合わせる」という事は大切にな時もある事は、

子どもの気持ちに共感しながらも、毅然と伝えていく事で

子どもの「生きる力」も伸びていくような気がします。

明日から始まる緊急事態宣言の中制限の多い学校生活の中でも、

大切な事や楽しい事がある事を体験しながら、

学び成長していけるよう見守ります。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。