こんばんは。

 

 

前回の「緊急事態宣言発令!自閉っ子の有事の乗り切り方」で、

学校でマスクをできない息子について書きながら、

発達障害児の「わがまま」と「特性」をどう線引きすればよいかについて

考えました。

 

 

今まで発達障害児を育てていて「わがまま」と捉えられた行動は、

・噛みつく

・叩く

・人の指示を聞かない

・人の話の途中で歩いたり寝転んだりする

・公共の場で大きな声をだす

・集団行動で皆と同じことをやらない

 

等々パッと思いつくだけでもこれくらいあります。

 

 

このような行動をとるお子さんは、

発達障害児ではなくても沢山いらっしゃいます。

 

 

わがままと思われる行動をとった時の

発達障害児とそうでない子の違いは、

 

大人の注意でやめるかやめないか

 

が大きいように思います。

 

 

もちろん定型発達のお子さんも

注意してもなかなか聞いてくれないお子さんも多いです。

けれども鬼のように恐ろしい形相で怒られるとピタッとやめてくれます。

 

 

しかし、発達障害児は

「何が何でもどうにかしても全力でやめない」

のです。

 

 

ところが我がままと言われやすい所以であるように思えます。

 

 

私自身息子を育ててきて、

発達障害児と多く接してきた方の話を聴いて、

この行動には、「すべて理由がある」という事に気がつきました。

 

 

それを知らずに接すると

子どもの行動に翻弄されて疲弊するか、

これでもかというくらい厳しくなったりする事もあります。

 

 

【注意】-----------------------------------------

定型発達のお子さんが厳しく叱ると言う事を聞くからと言って

厳しく叱る事をアドラーの子育てでは推奨しません。

発達障害の子ども達には厳しく叱っても言う事を聞いてくれないので、

アドラーの子育てとの相性は良いと思います。

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理由を知ると、

親から見て不適切と思える行動をとった時にも、

子どもの立場から見た対応ができるようになります。

 

 

例えばコロナ渦の中

みんなマスクを頑張ってつけて学校生活を送っているのに、

どうしてもつけない息子。

 

 

息子の感覚過敏は、子供の頃から大変でした。

苦手なマスクをつける事に

苦手な交流級での学習が重なると、

大きい声を出したて勉強どころではなくなるようです。

 

 

学校でも、準備したフェイスガードやマウスガードを

先生が都度声をかけてくださり試しましたが、

時間が長くなるとダメでした。

 

 

東京もコロナ感染者の急激な増加で

緊急事態宣言が発令されました。

 

 

学校のお友達や先生、

いつ誰が感染するか分からない恐怖は少なからずあると思います。

いくら感覚過敏でも

マスクをしていない事で周りの方を

不安に感じさせたり、ましては感染させてしまう事は

特性があるからといって許される事ではないと私は考えます。

 

 

息子は、今回のコロナ渦においても通常時においても

今まで特性に応じた対応をしてもらいながら

学校生活を送ることができてきました。

これから成長して大人になるにつれ、

自分で折り合いをつけたり工夫したり助けを求めながら

社会の中で居場所を見つけていくことになります。

 

今できる事は、学校生活の中で

どうしても我慢できないこと

少し我慢できること

頑張ればやれること

我慢しない事で人を傷つけること

がどんな事かを先生の協力を得ながら、

親子で試行錯誤しながら分けていきたいです。

 

どうしても我慢できないこと」には、

わがままと捉えられたり、批判があってもなおできないと

理解を求める工夫をすると共に

受け止めていくことも必要になります。

 

 

少し我慢できること」や「頑張ればやれること」が

特別な対応をしてもらう事に慣れて頑張ることを完全に止める

事がないように、注意深く見守っていきたいと思います。

 

 

我慢しない事で人を傷つけること」は、

真剣に厳しく伝えて、やめなければいけない事だと本人に理解してもらいます。

 

 

私はこんな感じで「発達障害の特性」と「わがまま」の線引きを

考えています。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。