3/3に続き、3/4も、被災地報告会が行われました。
詳しくは後ほど
「ちょんまげ隊」の「ぴろぽん」さんのブログ
でご覧いただけると思います!




今回は会場を八丁堀に移しての開催です。

The Sun Shines on Everyone



第一部は
「~Jリーグ20周年~ 『Jリーグ』地域密着にできるコト」ということで、サッカー界の有名なライターである宇都宮徹壱さん、清水英斗さん、岩本義弘さんをゲストに。

第二部は
ツンさんによる「靴屋のサポーターにできたコト」、前日の報告会とほぼ同じ内容です。








始まる前、
会場では、ちょんまげ隊の今までの活動の映像が流れていました。

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壁には、たくさんの写真
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……と、ここで、ある方に遭遇!
ブラインドサッカーのチーム「buencambio(ブエンカンビオ)」に所属し、
日本代表としても活躍中の落合啓士選手(写真中央)です☆お隣は、あべコーチ。

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3/17~3/18、
アミノバイタルフィールド(東京都調布市)にて
「FIAT presentsブラインドサッカークラブ選手権」が開催されます!
3/20はスペイン代表との試合もあるそうです!



→→詳しくは日本ブラインドサッカー協会のHPで!

→→こちらはブエンカンビオのブログ








さて、時間になり、
第一部、(写真左から順に)岩本さん、宇都宮さん、清水さんのトークセッションが始まりました。

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まずは、この日行われたJ2開幕戦、松本山雅vs東京ヴェルディ戦のお話をされています。
松本山雅のクラブカラーである「緑」の由来が……実はヴェルディだった?に始まり、
「地域密着」で、サポーターとともに成長してきた松本山雅の話が続きます。



(以下は参加者のツイートから)


*****************


・ボカのユニフォームってスウェーデンの国旗からきてたんだ…笑


・松本山雅って出来たの1965年なんや。古いなー。


・「サッカーにできるコト」 講演なう。Jリーグクラブのマスコットトークしてるw なんてマニアックなw

・2004年…マリノス全盛期。ジーコジャパン時代。 松本山雅が本格的に上を目指し始めた時期。 ちなみにバルセロナはこの年、カンプノウでのクラシコにて、3対0の完勝。街は夜通し大騒ぎでした。


・『ファンは感動を買う、サポーターは感動を作る』なるほどなぁ(*^_^*)


・松本山雅の躍進について宇都宮さんの話。何故、山雅の観客動員数が伸びているのか?について。キーは、副社長のヤギさん!


・サポーターはクラブに対する当事者意識を持つってか~。深いな…

・出ました名言。 「駐車場を見てれば今日の観客動員が判る」 by地方クラブの経営陣


*****************



そして話は「地域密着」から「復興支援活動」へ。
川崎フロンターレの例がいろいろ挙げられました。






フロンターレは、以前から「地域密着」「ユニークなイベント」で有名ですが、
東日本大震災以降、「Mind-1ニッポンプロジェクト」という支援活動をずっと続けています。

今年は「思い起こす、忘れない」というような意味で使われる「remind」という単語を使い、
新たに「ReMind-1復興支援活動」として、支援活動を継続していきます。


→→「ReMind-1復興支援活動」のページ

フロンターレの活動を見て、一人でも多くの人が被災地のことを忘れないように、
また、自分には何ができるかを考える人が一人でも増えたら……そんな思いがあるのでしょう。









(ツイートから)
・「目先の集客ではなく、長い目で地域を見つめ、サッカーにできること」を地道に続けてきた川崎フロンターレ。地域密着が鍵。


・フロンターレの例から、横の繋がりの大切さや継続的な支援の在り方について話が進みます。


・復興支援をどうやったら継続的にできるか。 難しいテーマです。


・支援を続けることに必要なことは?→被災地に行くことが重要。


・ソニー仙台の話題も出ました。ベガルタ仙台以上に大変だった


・2012年の3月11日で完結するわけではなく、まだまだ続けていく。このサッカーという繋がりの中でわたしたちにできることは?


・東北のチームと戦うたびになにかをしなければいけない。風化させてはいけない。












ここで、清水さんがサッカーW杯ドイツ大会のときに経験した「サッカーのチカラ」、
ある医療活動の経験を分かち合ってくださいました。
その名も「Wangen hilft Togo」(ヴァンゲンはトーゴを救う)。



W杯出場国の一つで、当時最も貧しい国とされていたトーゴ共和国から、
ある口蓋裂の女の子をドイツに招待し、治療を施すことになったのです。


詳しくは、清水さんの当時のブログに詳しく書かれています。

→→ブログ「Wangen hilft Togo」(ヴァンゲンはトーゴを救う)
→→ブログ「ますます好きになった。」




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後にこれがきっかけとなり、2010年W杯では、出場国32か国全ての困っている子供達を救おう、という動きに繋がっていったそうです。




スポーツという枠を越えた、まさにサッカーの持つ力を感じるエピソードでした。








また、同じく2010年W杯では、SONYとJICAが協力し、アフリカの幾つかの地域で、
サッカー教室や試合のパブリック・ビューイングを通じて住民を集め、
HIVの抗体検査や予防啓発運動を展開したそうです。


→→プロジェクトの詳細についてはこちらから









・ナイジェリアでは、エイズの罹患率が高い。 それを防ぐのにも、またサッカーの持つチカラが役に立つ。(ツイッターから)


・ナイジェリアではサッカーが唯一の教育の場というのはとても興味深いですね。(ツイッターから)


そして、話題はサッカーだけでなくフットサルへ。


・サッカーだけではなく、フットサル(Fリーグ)からも何かができないか。それにはまずフットサルが日本でこれからもっと認知されていくことが不可欠。そのために何が必要か。(ツイッターから)


・フットサルの話になったけど、観戦するスポーツとしての人気はやっぱりまだまだないよね。タイでフットサルのワールドカップが今年11 月にあるのを知ってる人もあまりいないだろうし(^_^;) (ツイッターから)




まだまだお話を聞きたいところですが、
ここでいったん休憩が入ります。











いよいよ第2部!


ちょんまげ隊、ツン隊長の登場。一斉にシャッター音がww



「ぼくみたいな普通のオッサンにもできるんだから、自分にも…と思ってもらえれば…」
謙虚なツンさん。

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では、こちらも前日に続き、メモやツイッターから。。。



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・「また来るから」と、子供たちとした指切り。

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・ツンさんが2011年4月、車の中から見た被災地の光景に愕然としたときのことを話しています。避難も、ちょっとした高低差が命の境目だったんですよね、、、


・気仙沼で、たらいの冷たい水で洗濯をするお母さんたちに出会い、ちょんまげ隊が洗濯機の設置に至るまでの様々な壁の話。行政とのコミュニケーションの壁。意識の違い。


・気仙沼の避難所で、おばあちゃん「避難所がだんだん快適になるのはありがたいけれど、この状態がいつまで続くのか、、、」先の見えない不安。このとき、500人いる避難所に、マットレスは僅か数枚だった。


・被災地のおばちゃん達から、出ました名言。 「千葉の殿様が来たよ~」 詳しくはウェブにて(^_-)



・家が流されたおばあちゃん。田んぼのある故郷にとどまりたいという願いを聞いた息子さんが、被災後1週間でコンテナハウスを造った。家族の愛。



・今日初めて報告会に参加する皆さんが多いかも。皆さんじっとツンさんの話を聞き、映像を見ています。ハッシュタグ #まげ で、後ほどぜひ感想を聞きたいですね(*^_^*)さて、いよいよ牡鹿の映像です。



・ちょんまげ隊が持ってきたお菓子に目を輝かせる牡鹿の子供たち。お菓子もうれしかったと思うけど、なにより「こうして自分たちのことを知っている人がいる、気にかけてくれる人がいる」ことがうれしかったと思います。子供が笑顔になると大人も笑顔になるね。


・サッカーにできるコト第二部 ちょんまげ隊長、話が巧く(もちろん良い意味で)、そしてその行動力も素晴らしい。 自分が面白い、楽しいと思った事を、他の誰かとも共有したい、同じように感じたい、その想いで動いてる。


・一人でできることには限界がある。だから「巻き込む」。小石を水面に投げると波紋が広がるように、ちょんまげ隊の地道な活動が、少しずついろんな人に伝わって、「じゃあ自分には、これができるかも」「東北に行ってみたいな」と思ってくれたら嬉しいです(*^_^*)



・牡鹿の子供たちをベガルタ仙台の試合に招待した帰り道、ツンさんの娘さんが通う小学校の子供たちが牡鹿の一人一人に書いてくれた手紙を読む子供たち。「子供が子供に書いた手紙には、大人の書く手紙にない、何か通じるものがあるかも」



・とても充実した時間でした。私に出来ることはなんだろう。



・つんさんはよく偽善かもしれないということを口にする。 でも、偽善というものはいつわりだったりにせものだったりするまやかしの善なのかもしれないけど善は善に違いないんだな…と改めて思います。



・今年はユアスタ行く。その翌日、陸の孤島と化し復興から取り残されている牡鹿にも行く。隊長の話聞いて決めた。まずは行ってみる。ボランティアでずっと入ってた人達も疲労の限界、3.11のタイミングで一度帰る、人が減る。一年経つ3.11の後がキー。自分の中ではとっくに風化してた。


・2日続けて我らがちょんまげ隊長のツンさん被災地報告会聴いてきたわず。たぶん人生で初めて、悲しくなくて号泣した。ドーハ日本人学校の子供達から被災地に向けた"smile again"。被災地に、日本人に、笑顔をユーモアを。


・最後の動画で見た牡鹿の子供達の笑顔、それはカステラでもマックでもカラオケでもなく、紛れもなく、サッカーによる笑顔だったと思う。



・ツンさんは、「本当に必要な時」に、「本当に必要な事」をしただけなんだよな。そういう事をするのが、難しい世の中なんてない!誰にでも出来る!と言っているわけで..ガッツリ背中押されました。「観戦力」と「感染力」のコラボ最高でした!



・急遽参加させていただいた被災地報告会。急にもかかわらず受け入れていただいて感謝。やっぱり行って良かった! サッカーの力も音楽の力も皆凄い。懇親会は参加出来ず残念。同じように聞いてた人達の、直後の生の感想を聞きたかった。それはまた次の機会の楽しみにとっておこう。



・牡鹿の子供たちと次回また活動をするための100円募金を行いました。募金をした人には、この特製チャリティーブックがプレゼントされました☆

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・「大変なときこそユーモアは必要」「想像力が大切。瓦礫や仮設住宅を見て何を思うか」「できることを。最初は被災地に行くだけで何もしなくていい。その光景を見て、民宿に泊まり、何か食べるだけでもいまは支援につながる」


・「サッカーの力、絆のすごさ。そのつながりで洗濯機、乾燥機、アイスからクラシックコンサートまで」「支援活動は与えるより得ることの方が多い」「被災した人のことを考えすぎてもいけない。余計な遠慮はいらない」



・「現地ボランティアの疲労は相当。3月11日を一区切りに多くの人が手を引くことも予想される。いまこそスポーツの力、サッカーの力が問われるとき」「ひとりの力はたかが知れてる。巻き込む力。観戦力ならぬ感染力w」


・ツン隊長の被災地支援活動報告会。カタール在住の日本人小学生の合唱の映像に超感動。ツンさん号泣の理由がわかったよ。彼らは、砂漠のなか、本気で日本のことを心配し、死ぬほど愛している


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・被災地の映像や、日本トップクラスのサッカーライターによるサッカートークも素晴らしかったけど、それより感動したのは、一見ふざけた格好しているだけのおっさんのために、これだけの人達が何か手伝いたいと思い協力することだと思う。


・@tsunsanといると、こうすれば良かった、楽しそうだな行きたかったと、言っているうちは成功しない。後先考えずに飛び込むことが重要だということを、改めて気付かせてくれる。重要なのは動くこと、助けを待っているだじゃ駄目!


・今日は(もう昨日か…)有意義なお話が聞けて本当によかった!震災以降、自分に何ができるのかも分からないままとにかく始めた支援活動だったけど、自分は「みんなと新たな思い出を作りたい」んだって実感。家が全壊して全てを失ってしまった友達ともいっぱい思い出作りたいなー。


・ボランティアの人達は、ギリギリのところで踏ん張って続けてる。普通に仕事続けて東北にも行って、お金だってかかるし。震災から一年目を節目に活動を辞める人達もいるらしい。それは責められることじゃない。今まで行ったことなかったけどバトンタッチ!まずは一度行ってみようと思った


・とてもよかったです。私にできることがわかりました。







最後に記念撮影
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大盛況のうちに会は終了。
この日それぞれが感じたことを、これからいろんな形で伝えていけば、
それがどんどん大きな輪になっていくと思います。







最初の一歩、
ちょっとの勇気、
そして、被災地を思う気持ち。
それがどんどん広まって、全国各地のサッカーファミリーやその家族や友達にも、
「何かしたい」
「自分にはこれができるかも」
「今度、東北へ行こうかな」
「うちのクラブでは何ができるだろう」
「サポとして、このクラブでは何ができるだろう」
そんな思いが広がっていってくれれば・・・・・・

(*^o^)乂(^-^*)



かなり長くなりましたが、
読んでくださり、ありがとうございます!





報告会の写真は、こちらでもご覧いただけます。

→→Facebook「Smile For Nippon」のページ


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