こんにちは!
2020年から小学校で正式に外国語活動がスタート!と言われ続け、ようやくその年がきました
保護者の方は、実際何をするのか想像できていますか??
今日は私が知る限りの情報を、簡単にお伝えします。
一言で言うと「楽しく英会話♪」というイメージです。
(私も小学生のとき、こんな風に習いたかった…)
3、4年生は全国共通のテキストLet's Tryを使って活動型で学習します。(成績はつきません)
5、6年生は地域によって選定される教科書が違いますが、「話す聞く読む書く」の4技能をバランスよく行うプログラムになっています。
(学校にもよりますが、基本的に成績は各単元のCan-Doリストに沿ってつけられます)
英語を規則的に教える!というより、日本語との違いであったり、気づきを大切にするイメージです。
文法の説明はほぼなく、シチュエーションを想定してアクティビティをしたりします。
各単元の最終目標に向けて、それにまつわる言い方を何時間かに分けて学びます。
例えば、最終目標が「レストランごっこ」だったら、What would you like?の表現を中心に活動していきます。
食べ物の名前だけでなく、How much is it?という表現も出てきます!
国について取り上げる単元のときは、I want to go to Italy!という表現を中心に活用していきます。
最終目標は行きたい国の「一日親善大使」になって、その国の魅力を紹介しようとなっています。seeやeatなどを使ってオリジナルの発表をするんです!考えただけでワクワクしますね
(上の2つの例は5年生です。光村図書を参考にしています。)
そして、フォニックスのような音遊びもあります。
その単元で習うキーセンテンスは、リズムに合わせて繰り返し歌うように言います。(これがチャンツです)
英語は楽しいもの、通じる!という成功体験を味わうプログラムになっています。
アルファベットの大文字小文字は書けるようになる必要がありますが、単語の暗記は必須ではないです。単語は見ながら書き写せたら花マルです。
小学校で使える英語に触れたあと、中学校でもう一度それぞれの単語のスペルであったり、文法などを確認していくイメージです。
小学校で英語を学習するメリットは、学年が下がるほど英語への抵抗感が少ないこと、多様性を学べること。
デメリットは、日本語教育が少し軽視されてしまうところです。
ひとつ注意が必要なのは、昨年と一昨年は英語学習の移行期間措置が行われ、本来設けるべきコマ数の半分しか学習していない自治体が多いです。(私が支援している地域もそうです!)
そういう地域では、3年生からの積み上げない状態で授業を行わなければならず、全部のプログラムを行うことは厳しいです。それに加えてコロナで休校になってしまったので、私たち大人は徐々にこどもたちに英語が浸透していくという大きな目で見守ってあげる必要があるかと思います。
早い段階から英語を習い始めた世代が、10年後大人になったら自分の意見を英語で言えるのかな?きちんと意見を言うためには考える頭も必要です。
2020年の教育改革で、英語以外の教科でもただ授業を聞くだけではなく、活動型(アクティブラーニングと言われています)を取り入れていくようなので、今の小学生の将来が楽しみ!!
(コロナの影響で、積極的な活動にも大きな制限がかかってしまったのが残念です…ここはもう少しの辛抱かな)
学校で英語をした日は、ぜひお子様に今日習ったこと教えて〜と言ってあげてください!
ご家庭でも英語が通じる楽しさを味わってください。
お家の方が聞いてくれたり、英語で答えてくれたら、きっとこどもたちは得意になって話してくれます
英語は毎日少しずつ使うことでしっかり定着していきます。学校任せにせず、ご家庭でも少しだけでいいので取り入れてみてくださいね。
親も使える英語を一緒に学びましょ!
まさに一石二鳥です
ちなみに、一石二鳥は
killing two birds with one stone
と言います
小学英語のイメージがつきましたか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました