北海道とかち帯広市ってこんなところ。 | Northern Tricolore

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※横浜を離れて久しいので、ブログタイトルを「スマイリング・ヨコハマ」から「Northern Tricolore」に改めました。今後ともよろしくお願いいたします!

いま北海道とかち帯広市の実家に滞在中。
どんなところかというと…

羽田からとかち帯広空港までJALグループ機で90分。
札幌からはJR特急「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」で150分。

温泉は、美人の湯で知られる植物性の十勝川温泉まで15分、糠平(ぬかびら)なら順調に行って1時間、阿寒までも高速(ムネオロード)乗れば2時間ほど。だけど、2時間を決して遠いと思わない。

デパートは藤丸百貨店。一時は西武セゾングループだったことがロゴからうかがえるが、いまは完全に西武からは独立し、むしろ札幌の丸井今井、さらには三越・伊勢丹系に近い。
釧路の丸井今井と、北見の東急が閉店したため、日本で一番東にある百貨店になってしまった。
釧路や北見、中標津(なかしべつ)からは、ときどきお買い物ツアーが格安にて組まれ、何台ものバスが横付けされる姿は圧巻である。
特に北海道東部の北海道民は、2時間(120km)を決して遠いとは思わない。

名物は「豚丼」駅弁や、最近は
とかち帯広空港の空弁にもなった。空弁は空弁だが、ニュアンスとしてはレストランの料理をテイクアウトできますよってカンジで、従って注文を受けてから作るのであったかい空弁が機内で味わえる。
行列のできる店は観光客の行く店で、帯広市民はそんな店ではまず食べない。
そもそも元は家庭料理。豚ロース肉をカバ焼きのタレをつけて焼いたのが始まり。
最近は「中華ちらし」も有名。
寿司屋ではなく、中華料理屋の定番メニュー。元はまかない飯。
その他、「インデアンカレー」
「ますやパン」など、B級グルメには事欠かない。
内陸の街のわりにはなぜか寿司屋のレベルが釧路よりも高い。

お菓子はマルセイバターサンドの六花亭、三方六の柳月が有名だが、それ以外にも個人経営のお店が多くあり、しのぎを削っている。とかち帯広空港に降りたなら寄りたいのが「あくつ」さん。空港から10分とかかりません。
ちなみに六花亭か柳月かというと、ボクは六花亭をおすすめしたい。なぜなら社員教育がしっかりしているから。空港などでもマルセイバターサンドは買えるが、できることなら直営店で買ってほしい。

バスは私鉄が2社、十勝バス拓殖バス
十勝バスは南側をおもにカバーし、ほとんどが日野のバス。
拓殖バスは北側をおもにカバーし、ほとんどがふそう…と言いたいところだが、JRバスの中古の日野を買って以来、日野も好んで導入されるようになった。
十勝・拓殖とも昭和生まれのバスが今なお現役で、十勝バスにはまだモノコック車が1台残っている。ノンステップバスもあるが、首都圏からの中古車も多く導入されている。

最近、鈴木宗男が幅を利かせている。
そんな鈴木宗男もかつては国替えで釧路へ行ったが、いまの帯広では何と言っても鈴木宗男しかいない。
「ムネオロード」と揶揄されていた道東自動車道が、ついに来年には札幌までつながる。

基幹産業は農業。コメと南方系のもの以外は何でも獲れる。
きっと、帯広・十勝産のあずき、とうもろこし、イモ、牛乳…などなど、皆さんも1度は口にしたことがあることでしょう。
農業ともう1つはパチンコというぐらい、パチンコ屋が多い。

若者の普段着=ジャージ。特にPUMAが人気である。
略して「プージャー」と言うらしいが、どうもボクは好きではない。ボソバーには申し訳ないが。
ボクがよくmixi日記で書いてる「ポスフール(イオン)とかち帯広店」にも、PUMAコーナーがど~ん!
adidasNIKEはおまけ程度に売ってて、やっぱりPUMAが幅を利かせている。
でもボクはPUMAがあまり好きじゃないし、着るならやっぱりadidasなんだが、波戸が着てるの見て今年からNIKE製品も買ってみようかなぁと思う。

バスがとっても使えないせいか、タクシー会社の電話番号を携帯にメモリーしているか、暗唱している。 初乗りは530円。

車はふそう(三菱)が人気であるせいか、販売店の態度が大変横柄である。それと関係があるかはわからないが、十勝毎日新聞にRedsのユニ着たサッカー少年が写っていたのは遺憾であった。どうしたコンサドーレ!まぁ好きなんだったらしかたがない。

マリノスが合宿で来たぐらいだから、スポーツがさかん。
でもやっぱり、北国ならウィンタースポーツ!
太平洋側で札幌や旭川に比べ、比較的雪が少ないことから(とは言っても降ることは降ります)、スキーではなくてスケート。
しかも…
フィギュアではなく、いきなりスピードスケートをやらされます。
どうやら、横浜の赤レンガ広場がリンクと化したとき、レンタルが刃が2本のフィギュアスケート…帯広では考えられません!
冬には幼稚園や学校のグランドが、スケートリンクと化けます。
スケートなら白樺学園という高校が有名である。野球も甲子園に行っている。
かつては男子校で、白樺をもじって「しらバカ」と言われたほどであったが、体育コースができてからスポーツ推薦で有名大学や有名企業に入る人も増えた。
スケートなら、ゴールデンコースは、
つくし幼稚園→市立明星小学校→市立第4中学校→白樺学園高校→富士急行である。
そもそも、つくし幼稚園自体、体育会系の園で、リムジンバスによる送迎がなく、1人で歩いて通園できる元気な子供のみ入園が許可される。
白樺学園は最近、帯広の森運動公園(通称:森)に隣接するところに移転した。スポーツをやるにはもってこいである。
その帯広の森には野球場があり、近年は日ハムの公式戦が組まれるが、ジャンプは禁止なので(釧路も)ロッテのマリサポは注意されたい。サッカー場はマリノスも合宿で使ったが、最近はコンサドーレがサテライトで年1度使っているようだ。

…といったところです。
北海道にいらっしゃる際は、ぜひ帯広・十勝にも遊びにいらしてください。または、阿寒や知床から札幌に向かう際、ちょっと寄り道してみてください。