今思えば、これが結局一番辛かった作業。
エアコン設置の準備。
エアコンのホースを塞ぐ
二つの棚を撤去せよ。(プラス掃除もな)
母の嫁入り道具っぽい観音開きの
物入れの棚。
空っぽではないので、中身を出すことから始めます。
うんとね、中身はね、母の婦人倶楽部の家計簿。
昭和40年代のもの。
時間がある時は、面白く読めるのだが、
そんな暇はない。翌日の朝に設置が始まる。
あと、父の自衛隊時代の素敵な写真集。
これらを、片っ端から箱に詰め
目につかない所に移動しまくる。
ここまでは順調だったんですよ。
中身を出して、いざ、その棚を持ち上げようとしたら、これがまた
異様に重い。
少し奥まった所にあるため、引き出して
下そうとしたのだが、
どうにもこうにも動かせない。
自分の腕力が無くなったのか、
気力もないのか?
いや、それでも気合いでなんとか
ずらして、下に置くまで
ワンクッション欲しい所だが、
その場所もない。
試す事、5回。
ワンクッションになりそうな椅子を
探し、布を敷き、勢いで下そうかと
覚悟を決めた時、
姉の車の音。
🌟女神帰ってキター🌟
軽く光が差した所で
助けを求めて、なんとか下ろした。
いや、二人でも本当に重たかった。
軽い家具に慣れてたせいか、
昔の丁寧な作りの家具は手強かった。
分解も出来ないから、
がっつりデカくて重い。
ホッとしたのも束の間、下の棚をして、
多分、20年は掃除していない場所を掃除した。
もう、この段階で燃え尽きた。
次の事とか考えられなかった。
しかし、頑張ったお陰で
翌朝、9時にこられたエアコンの取り付け業者さんによって、仏壇のある部屋は天国を手に入れました。
もう、ずっと寝ていたい涼しさ。🎐
しかし、私の部屋は、
その重た過ぎる棚の一時置き場所となり、
圧迫した、風通しの悪い
魔の部屋と化すのであった。
次は買い出し編です。