Aloha~虹


忘れないうちに、今回の出産のお話です。

長文です。


~2月23日 水曜日~


出産、前日の水曜日、毎週恒例となっていた、ダブルM嬢とのランチ会~

今回はMちゃんおすすめ、ムーニーバーガーテイクアウト、


のはずが。。。


朝起きてみるといつもと体が違う様子。


精神的にもずーんと落ち込み、体の調子もいまいち。

とにかく横になっていないと落ち着かない状態に

急遽ランチ会がキャンセルさせていただき、

1日muminに付き添ってもらいました。


今思えば、「おしるし」だったのですが、ナースに相談したところ、

臨月は赤ちゃんがキックすると多少の出血もあるということで、

あまり心のざわざわは解消されないまま1日が終わったような気がします。


確かにモニタリングでも陣痛の山はいつもどおり、

1時間に2,3回。


この日の食欲が異常でした。


しかし、母親の勘(妊婦の勘)、野生の勘というのはすごいです。


どうにもLaniの時と同じような気配がした水曜日。


~2月24日 木曜日~


そして、木曜日の朝、いつもは規則正しく7時には起きていた

入院生活ですが、初めてお昼まで寝ていました。


むしょうに食欲もわき、ランチには初めてオーダーした

チーズバーガーをぺろりと完食。


お昼まで寝ていたので、午後はソファで雑誌でも読もうと

思い、気づけばまたうたた寝していました。


その日はちょうど点滴を変える日。

娘のようにいつもかわいがってくださっていたナースのデニスさんと

夕方シャワーの後に点滴変えましょう、なんてのんきに話していた

のがお昼でした。


17時頃にシャワーをあびる準備をしようとバスルームに

行くと、どんとKalaにキックをいれられ、体に地震が起きたような

感覚と共に、しっかりと「破水だ!」という意識がありました。


緊急のナースコールのひもをひっぱると、ちょうどミーティング中

だったというその日出勤していたナース5,6人がどっとお部屋に

入ってきました。


ベッドまでなんとか自力で戻り、すぐにモニターにつながれました。


smiling lips ALOHA-出産4
最後の妊婦姿です。


さすがはプロの集団。

普段は皆さん優しいフレンドリーな人々の

プロの顔を見ました。

まるで、私もチームの一員になったような

気分になって、少し興奮しました。


本当に破水かどうかをまずチェック。

「破水です」


入院していて良かったという安堵感と、まさか今日出産

することになるとはという現実をうまくのみこめず、帝王切開

への不安とで頭は真っ白。


Laniの時も体調不良で病院をおとずれた際に

突然出産することになったので、すでに慣れっこの

この状況のはずでしたが、今回の方がパニックでした。


急いでmuminに電話をいれ、いつも安全運転な彼も

法定速度を少しだけオーバーして、入院部屋を移動

する直前に入ってきました。


なんともラッキーなことに、ちょうど24日は担当医のTara先生が

当直の日。通常19時で交代なので、もしかしたらLaniの時同様帰宅されて

しまうのではないかと思ったのですが、手術も執刀してくれるとのこと

でほっとしました。

「1時間後にはボーイズに会えるわよ」と優しい声に涙が出てきました。


それよりも誰もが驚いたのが、なんと私の子宮口はすでに

7センチ開いていたという事実。。。

しかし、陣痛の痛みはあまり感じず、またまた痛みに

強いのか鈍感なのか、、、結局出産2回共、陣痛を感じない

ままの出産となったわけです。


とにかくまずは点滴の交換。

ところが、、、なんとも私は点滴が通りにくい体を

しているらしく、3人のナースが同時にトライしても

血が出るばかりで、流れないの繰り返し。



smiling lips ALOHA-出産1


とにかく痛がっている場合ではないということだけは感じ取り、

「大丈夫です!」と冷静な私。


この間に母に国際電話をいれました。

またまた出産に間に合わなかった母は少しショックを受けて

いましたが、もちろん私の一番の応援団なので、たくさん

励ましてくれました。


点滴は入院部屋ではどうにもならず手術室に運ばれることに。

ベッドのまま、運ばれるのは入院以来、2回目です。


smiling lips ALOHA-出産2


muminが撮影した、誰もいなくなった入院部屋です。

1ヶ月、私のお家でした。

パニック状態の後なので、物が散乱しています。

smiling lips ALOHA-出産3

続く。。。


(長くなってしまったので、

その後の帝王切開のお話はまた明日にします。)