Aloha~虹


Texas猛暑が続きます。毎日40℃の日々が

続きます。


NICUでのお話も終わりに近づいてまいりました。


ベビーは35週までは粉ミルクを口に出来ないため、

34週で生まれた彼らは母乳以外の選択肢がありません

でした。


さすがに出産後、2日は私が搾乳出来た初乳では

足りず、Milk BankにDonateされた母乳をわけて

いただきました。

(母乳がたくさん出る人が自分のミルクを募金出来る

場所があります。)


そして、生後3日目、やっと充分なMilkを

mommyは絞れるようになりました。


smiling lips ALOHA-NICU Milk

英語で搾乳することを「Pump your milk」と言います。


電動の搾乳機を先輩双子ママのAmandaちゃんから

譲ってもらい、助かっています。



smiling lips ALOHA-Pump


まだうまくおっぱいを吸えない間は3時間ごとに

PumpしてNICUに届けた日々。


体力的にも精神的にも、帝王切開の傷もいたみも抱え

少し大変でした。



smiling lips ALOHA-NICU Milk2

初めての父と息子タイム。


特にこだわっていたわけではないのですが、

おかげさまで、たくさんMilkが作られる体

なのか、今でも双子に母乳オンリーで育てています。

(哺乳瓶でもあげることが出来ます!

すばらしい~)


おかげさまで、現在も冷凍庫は搾乳したMilkでいっぱいです(笑)



ある朝、いつものようにNICUに足を踏み入れると、

Kalaが箱に入ってぬくぬくと眠っていました。


KalaとKaiがNICUを退院する為の最低ラインは

自ら体温調整を上手に出来るようになることと、

ミルクを上手にのめるようになること。

体重を増やすこと。



smiling lips ALOHA-NICU6

体温調整がうまく出来ず、なかなか最低ラインの

体温を保てず、こちらの温める箱に入ることに

なったそうです。


smiling lips ALOHA-NICU5

はじめは少しびっくりしましたが、本人は暖かくぬくぬくと

この空間が寝心地の良い様子。


ルールとして、最低48時間箱に入り、その後

外気で24時間3時間ごとに計測する体温が

最低ラインをパスすれば大丈夫とのことでした。


Kalaは1週間程、ぬくぬくと過ごしました。



Aloha虹


本日2つめの更新。


NICUのお話の続きです。


前のお話で書き忘れましたが、ベビーの兄弟は

NICUに入室する為には事前で小児科で用意

してもらったshot record(注射履歴)

を病院に提出する必要があります。


NICUにはもちろん、外の世界にふれたことのない

ベビーしかいないため、除菌にとても気を使っています。


Laniを連れていくかとても悩みましたが、なにかあっては

いけないと思い、やめることにしました。


そんなわけで、LaniがKaiとKalaと対面したのは

退院後となりました。


さて、KaiとKalaは自力呼吸をしていたため、

よくテレビドラマに出てくるような箱に入っておらず、

心拍・血中酸素濃度・血圧を測定する機械の近くに

設置された台のうえにちょこんと乗っていました。


smiling lips ALOHA-NICU4

初めて対面する彼らは、小さなな体にたくさんの線が

つながれており、小さな点滴をつけられていました。


smiling lips ALOHA-NICU2


やっと会えたという感激の気持ちとこれからどうなるのだろう

という心配・不安の入り混じった複雑な思いでした。


34週と少しばかり早く生まれてきてしまった彼らに

頑張れ頑張れと毎日お祈りするしかありませんでした。


smiling lips ALOHA-NICU3