友人のおすすめ本を
図書館で借りてきました。
『愛するということ』
エーリッヒ・フロム 著
精神分析・哲学の研究者である
エーリッヒ・フロム氏が
”愛するということ”について
ビシバシと分析して書かれた本です。
↑古そうな本に見えますが
1956年に出版された
ロングセラーの改訳・新装版で
2020年発行。
図書館で多くの人に
貸し出されている事が頷ける
核心をついた内容でした。
今回 私が本の内容以上に
興味をそそられたのは
図書館の本にも関わらず
マーカーで落書きが
されていたこと。
それも、まぁ
けっこう大胆に。
(いや、笑い事じゃないですけど。)
図書館本では初のことですが
このような感じ↓
ご自身の琴線に触れたと
思われる箇所に
一冊丸ごとまんべんなく
黄色いマーカーが
引かれていました
。

読書中は
どうしてもそのマーカーの部分に
注目してしまう私がいて
読み進めていると
次の黄色マーカーが出てくるのを
待っている自分に氣がついたりして
。

恐らく丁寧に定規をあてて
引かれているような…。
「一体どんな心境?状態?になったら
要返却の図書館の本を
あたかも自分が購入した本のように
扱えるのだろうか?」
と謎は深まるばかり
。

「年齢は?性別は?職業は?
どんな人なのだろう?」
と黄色マーカーの主への
想像が広がり
ここから一冊の小説が生まれそう
な氣さえしました
。

古本屋さんの本なら いざ知らず
図書館で借りる本に
こんな面白いエピソードが
ついてくるなんて
。

同じような経験をされた方は
いらっしゃるのかな?
とはいえ
公立の図書館の本は
税金で購入されている
県民・市民の共有財産📕!
大切に扱っていきましょうね。