『ジャン=ミッシェル・フォロン展』
の鑑賞記 【後編】です。
(〜2025.3.23まで
@名古屋市美術館にて開催中)
アメリカの『タイム』などの
有名雑誌に挿絵が掲載され
ポスターの他に水彩画・ドローイング
彫刻・アニメーションなど
多彩な才能で活躍していたフォロン氏。
皆さまも
「どこかで見たことがあるような…。」
の記憶の扉が開いているかも
しれませんね。
↑環境問題や社会問題に
強い関心を抱いていたことが分かる
メッセージ性の強い作品も
展示されていました。
日本で発行されている
『人権パスポート』は
谷川俊太郎さん他による翻訳に
フォロン氏の挿絵。
↑↓アーティストとしての原点である
ドローイングの作品。
余白の使い方や優しい線の描き方などが
愛おしくて♡たまりません。
↑↓水彩画の色合いのセンスも素敵!
↑こちらは自画像。
会場には
ジャン=ミッシェル・フォロン氏の
写真が数点展示されていましたが
脚が長くて俳優さんのような
イケメンでしたよ。
晩年のお写真から
カッコよく年を重ねられたことが
伝わってきました。
展覧会のチラシに記載されていたように
自らを『空想旅行エージェンシー』と
名乗っていたフォロン氏に
彼の作品を通して
空想の旅に招待して頂いたような
鑑賞時間でした
。
