来週6/15(土)まで開催されている
愛知県の刈谷市美術館の展覧会
『new born 荒井良二
いつもしらないところへたびするきぶんだった』。
大人も童心にかえることができた
ステキな展覧会を
昨日につづきご紹介!
荒井さんのメモに
「この部屋全部が絵本なんです。」
と記されていた
『new born
旅する名前のない家たちを
ぼくたちは古いバケツを持って追いかけ
湧く水を汲み出す』。
展示室に入った瞬間
目の前に広がるインスタレーションに
「わぁ
。」と

心を鷲掴みにされました。
これらの作品は
<逃げる子ども!>を
立体化したかった荒井さんが
積水ハウスさんから
住宅の廃材を譲渡されたことで
今回展覧会 new born で
実現されたとのこと。
作品のどの家にも
男の子や女の子が乗っていて
絵本に入りこんだような感覚の中で
一人ずつに心の中で話しかけながら
写真を撮らせてもらいました
。

<逃げる子ども!>と
タイトルだけで見ると
ちょっとネガティブな感じが
してしまうのですが
荒井さんの想いは…
子供たちがいま置かれている
場所や環境から
”幸福に向かって逃げる”
というイメージで制作されたそう。
「大人の事情で子供たちが被害を被り
逃げ場がないこともあるが
逃げるという選択肢は悪いことではない
という思いを込めて本作を描いた。」
とのこと。
ただ”かわいい作品”だけではない
荒井さんの強い想い・メッセージを
受け取ることができた
インスタレーションでした。
明日につづきます。