それは一週間ほど前の
深夜2時すぎのこと。
夜更かしをしてしまい
ウトウトと深い眠りへと
誘われている途中に
「ピキッ」
「パキッ」
「ミシミシ」
ハッと目が覚めました。
「丑三つ時のラップ音…!?」
瞬時に嫌な汗。
こういう時には怯えずに
大きな声で蹴散らすといい
と聞いたことがあるので
「うるさーい!出ていけ!」
と怒鳴ってみました。
音は止み
じっと耳を澄ましているうちに
そのまま眠りに落ちました。
翌朝、音がした方角を確認してみると
成長した紫色のヒヤシンスが
重さに耐えきれずに倒れていました。
…ラップ音かと怯えたのは
あなたの成長痛でしたか。
「あぁ、肝をヒヤシンス。」
よく見ると倒れた紫色の花の根本には
新たな花が顔を出していました↑。
真夜中に大声で
「うるさーい!」って怒鳴られて
さぞや嫌な汗をかいたでしょうねー。
脅かしてごめんね🙏。
倒れた紫色の花は切って花瓶に。
小さかった花は一週間で
こんなに成長しました。
時々ふわりと漂ってくる
ヒヤシンスの甘い香りに癒されて
春を待つ毎日です。