外出自粛中に友人のRさんが
貸して下さった
恩田 陸さんの
『ドミノ』(角川文庫)
『ドミノin上海』(KADOKAWA)
一気読みしました📖。
いやいやー
とにかく楽しかった!!
図書館で借りていた本の
返却日が近づいていたため
後からのお楽しみに
とっておいた二冊。
物語中毒の私のアドレナリンを
刺激するスピード感あふれる
ストーリーでした。
(Rさん。大切な本を貸して頂き
ありがとうございました。)
『ドミノin上海』では
2010~2011年の約1年
旦那さんの上海駐在に
同行した時の記憶が
ドミノ倒し的に蘇りました。
小説の中に出てきた
有名観光地『豫園』や
上海動物公園。
たった一年の滞在期間でしたが
探検を楽しんだ上海の街並みが
次から次へと思い出されました。
☝上海動物園で初めて見たパンダ。
全部で5頭いたのですが
いづれも
”真っ白×黒” の姿ではなく
”薄いグレー×黒”だったことには
軽い衝撃を受けました。
恩田陸さんの作品は
『夜のピクニック』『蜜蜂と遠雷』他
数冊を読みましたが
静かな作風の中に爽やかさを
感じる作家さんでした。
・・・この『ドミノ』シリーズに
出会うまでは(*´艸`*)。
漫画並みの登場人物の多さで
最初にページを開けた時は
どうなることかと思いましたが
「才能ってこういう事なんだなー!」
とジェラシーすら感じる
私が知らなかった
恩田 陸さんの
エネルギッシュな作品でした。
Rさんが繋いで下さった
今後続編が出そうな予感の
小説との出逢い。
何とも豊かな人生だなー
と思います。
大好きな旦那さんが
一足先に天へ召されて以来
触れていなかった
上海でのアルバム。
今回お借りした小説に
背中を押されるように
思い切って開いてみたら
幸せな体験と時間
そして
旦那さんへの感謝が
私を優しく包み込んでくれました。
☝10年前の私(*´艸`*)。
既にそこそこ
いい年齢だった私ですが
なんだか初々しいの。
(自分で言っちゃいます(笑))
「未来の私から見たら
今の自分が一番若いんだな。」
と思いもよらぬ
元気スイッチまで
押して頂けました👍。