娘ちゃんオススメの本。
45歳の独身のバリバリのキャリアウーマンが
大手の会社を辞め
家賃3万の築40年越えの
ボロボロアパート「れんげ荘」で
貯金を崩して生活をする
というお話。
会社での働き方がだんだん嫌になり
家でなんでも人のせいにして
愚痴と文句ばかりの母と
顔を合わせるのも嫌になり
会社を辞めよう。
家を出よう。
と決意し
この後にかかるお金を計算して
お金を貯めてから会社をやめた主人公。
会社に行かないと
何もすることがないことに
これでよかったのかと
悩んでたのが
吹っ切れていくところ。
ボロボロアパートは
梅雨時期はカビがすごいこと
夏は網戸がないから蚊が入ってきて
大変なこと
冬は隙間風がすごくて
雪が部屋に降ることなど
生きていく上で
色々な不便が訪れ
それに対応していく様子が
楽しかった。
お母さんとの対立も面白い。
反りが合わない母娘って
厄介だなと思いました。
というか
この主人公の母のような人は
誰とも反りが合わないのかも。
拗らせ母だから。
こうはなりたくないなと心底思う母親像です。
「れんげ荘」はシリーズであるみたいで
しばらくこれを読んでいこうかな〜と
思います。
共働きの夫婦が定年退職後に
ゆっくり老後を楽しもうと
旦那の地元に帰ったら
田舎の男尊女卑の考えに
納得がいかなくて
住みずらくて
自分が住みやすい町にしようと
市議会議員になる話。
田舎あるあるなのか
見栄の張り方が
え〜そんなこと〜?
ってことだったり
70、80代のお父さんの
時代についていってない
セクハラやパワハラ発言が
面白すぎるし
とんとんとんと話が進んでいくのが
楽しかったです。
主人公の考え方が
とてもハッキリしていて
気持ちいいし
男女平等とは?
って考えさせられました。
主人公のような人が
神戸でも市議会議員に立候補すれば
いいのにな〜
なんて思ったのでした。
私は頭がいいとは言い難い(笑)
だから、気になっちゃった(笑)
事実と意見と感想の違い とか
相手が言いたいことを考えながら話を聞く とか
悩み相談にはアドバイスするのではなく
整理する とか
なるほどね〜と思いました。
難しい言葉や専門用語をズラズラ並べて
話す人よりも
小学生でもわかるように話のできる人が賢い!
とよく言われます。
私も、そうだそうだ!って思ってた。
だって
私にもわかるように話して〜って
よく思ってたから(笑)
話の途中で○○って何?
とよく話を止めていたので
嫌がられる私。
で、面倒くさくなって
「もういいわ!」
と言われる私。
だから、もっと言葉を知らなきゃダメだな〜
って思っています。
そんな私には
ちょっと遠い存在の内容なのですが
小学生でもわかりやすい話ができる方法が
書いてありました。
事実と意見と感想を
ごちゃ混ぜにして話してしまうのが
私の今の話し方。
これを、「今までの話し方」
に変えたいものです。
あ、私の小学校時代には
「この話を読んでどう思いますか?」
「この話はなんと言っていますか?」
「この話で何を感じますか?」
と先生に聞かれていたことが
多かったように思います。
今思えば
先生のほしい答えが出てくるまで
みんなに聞いてました。
でもね、そういう時に
「それは事実ですね」
「それは感想ですね」
「それは意見ですね」
って、みんなが答える度に
先生が言ってくれていたら
早くから、事実と意見と感想の区別が
ついたのにな〜
なんて思います。
もう、私の子育ては終わってしまったけれど
お孫ちゃんができたら
教えてあげよ〜(* ´ ˘ ` *)フフフ
以上!
6月に読んだ本でした!