シッコっておしっこみたいでヤなタイトルだなぁ。
・・・って無知な私は少し思いましたw
この作品はドキュメンタリー監督、マイケル・ムーアが4700万人の無保険者だけでなく
保険料を支払っている数百人にもマイナスの影響を及ぼすアメリカの医療システムの
実態を明らかにする。
カナダ、イギリス、フランスを訪れ、国民全員が無料医療の恩恵を受ける国の事情を見つめながら、
アメリカの混乱した医療制度を浮き彫りにしていく。
シネマ・トゥデイより抜粋させていただきました。
なんというか、、、アメリカがこんなヒドイ状態だとは知りませんでした。
アメリカには無保険の人が6人に1人。
痩せすぎては入れず、太りすぎていては入れず。
保険に入れない病気って日本にもありますが、アメリカじゃ・・・。。。
保険に入れても、保険金がおりない。。
ある女性が婦人科に病気になったんですが、年齢は22歳でした。
保険会社の見解はその歳でその病気にかかる訳がない、と。
恐ろしいですね。耳を疑うとはこのことです。
医療費が実費となれば、とんでもない金額だし。
家を売り払う方や、年々薬を減らす方、他国で治療を受ける方、
どれも楽ではありません。
もちろん、この映画に出てくる情報を全て信じるのは危険ですがね。
ここで思ったのは日本の医療費は安いのではないか?ということ。
事実、日本の医療費は世界で12番目くらいに安いらしいです。
日本の老人は世界一長生きだし、赤ちゃんの死亡率も世界一低い。
これってすごいことですよね。
それでも、医療費が払えない人は日本にも沢山いる。
この不況の中じゃ、体が辛くても病院代をおさえようと
我慢してる方も沢山いるんじゃないでしょうか?
これは、どうなることが1番いいんですかね?
医療費が安かろうが腕が良かろうが、結局アメリカと一緒な気がするんです。
明日、明後日、未来の子どもたち、親や私たちが老人になったとき
全ての人が平等に高度な医療を受けられる日はくるんでしょうか。。。