まだまだ暑さもありますが、気がつけば立秋から
一ヶ月あまりが過ぎ、暦の上ではすっかり「秋」ですね(^^)
スマイルヨガでは
秋に取り入れたい薬膳と養生の講座を開催しました(^o^)
まずは薬膳ってなーに?
ということで、東洋医学(伝統医学)と西洋医学(現代医学)の違い、東洋医学のひとつである中医学の中に薬膳や養生(五行論)も入ってるというお話から始まりました。
薬膳とは、
季節や体質に合わせ、それに対する不調を改善してからだを健康にしていく美味しい食事。
美味しく楽しく
大事ですよね(^^)
ところでみなさんは「土用の丑」って聞いたことありますよね。
土用の日は鰻を食べよう
この土用は、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前18日間のことをいい、その間は「う」のつくものを食べようということであって、「うなぎ」じゃなくてもいいのです。
鰻を食べようというのは、
江戸の発明家・平賀源内のどうやら巧みなマーケティング術だったようです( ゜o゜)
※興味のある方はこちらをどうぞ
http://m.huffingtonpost.jp/2017/07/25/i-love-unagi_n_17577248.html
さてさて、いよいよ本題
秋の薬膳と養生のテーマはズバリ
“滋陰潤肺(じいんじゅんぱい)”
肺を乾燥から守って潤そう
ですが…
よし、お水たっぷり飲もう、
よし、たっぷり美容液❗
ということではないのですねぇ
私たちのからだは、目には見えないけれど皮膚の内外に5mmほどのバリアが存在しています。
秋は「燥邪」という乾燥させる邪気が、口・鼻から侵入し、粘膜(バリア)が奪われることで津液(唾液、汗、尿、涙など)が損傷されやすくなります。
その結果、体内が乾燥し、
口や鼻の乾燥、喉の乾き、髪がパサつく、便秘、喘息といった呼吸器系のトラブルなどがみられます(>_<)
私は、ヨガを始めるまで季節の変わり目は喘息が出て、特に夏の終わり~秋が一年で一番ひどく、なんで一番気候のいいときにこんなきついんやろうと思っていたのですが、この事を知ってなるほど❗と納得したものです。
息子が幼稚園の頃マイコプラズマ肺炎で入院したのもちょうど秋分の日前後でした。
あ、ここで「秋分の日」というキーワード登場。
「秋分の日」と「春分の日」。
この日を境に
陽→陰
陰→陽
と陰陽のバランスが反転していきます。
なので、この前後は一年で最もお天気も荒れやすく、体調も崩しやすくなります。
図らずも、今週末は大きな台風がやって来ていますね(>_<)
話が少しそれました。。
さて、秋を健康に乗り切る具体的な養生ですが、
ポイントは
早寝早起き ←夜更かしNGですよ~
ストレスを溜めない
汗をかきすぎない(津液が少なくなり血液ドロドロに(>_<))
油もの、アルコールは控えめに
(ストレス発散に唐揚げ&ビールで夜更かしとかやめときましょうねぇぇ(^-^;)
そして薬膳では
「白いもの」を積極的にとることで肺が潤います。
身近なものでは
豆乳、豆腐、白ごま、梨、大根、イカ……
ちょっとマニアックなものでは
本日のスイーツにも使われた白キクラゲ、杏仁、百合根…などです。
これら秋の薬膳・養生は、
人生を四季にたとえた秋
49才前後の女性
そう、更年期の方にもよいですよ(^^)
こんなかんじで、スマイルヨガでは、
季節に合わせた薬膳・養生の楽しく無理なく取り入れることができる講座を開催していきます(^o^) 季節の美味しい薬膳スイーツ&お茶をいただきながらの約二時間ほどの座学です。
スタジオやホームページでお知らせするので気になる方はぜひ次回ご参加くださいね(*^^*)