私は、"Pomp and Circumstance"「威風堂々」ですしょぼんクラッカー


曲「威風堂々」って、元はアメリカの高校~大学の卒業式の行進曲の伝統曲って、ご存知でしたか?私の時は、恐ろしいことに、80年代半ばですが。。。もう卒後21年ですが。。。ははムンクの叫び つい最近のことのように覚えてるので、私の場合を例として、ご紹介しますね。

アメリカの学生は、その曲を生演奏で聴くために、恐怖の卒論をがんばります。私のいた大学は、キャンパスの外のQuadという、19世紀お城の跡をつかってる通称Castle(そのまま「城」)の目の前の芝生に、卒業式の5月半ば、白いテントが敷き詰められます。

中には、簡易的はいすが順に並べられて、いわゆる体育館の卒業式状態。ちょっと高い舞台には、Ph.D.博士号の称号を持たれる学長を頭に、教授軍団が、大学卒業のときにきる黒いマントに、タッスルが垂れ下がった角帽子をかぶってすわる。

もうこの曲の管楽器での生演奏が聞こえてきたあたりから、大洪水の大泣きううっ...しょぼんでした。そこへ、この曲にあわせて、卒業生の入場行進です。

毎日の刺激的な異文化生活、グローバル友人、英語で付き合ったアメリカ人・外国人・日本人友人たちとの。。はちきれんばかりの楽しかった思い出、ルームメートとの試練は、たくさんあります。『元気発信地』ブログ時代からの読者の方々は、『留学珍道中』で書かせていただいたとおり。

でも、この前向きな私も。。卒業するの。。勉強についてだけ言えば、今思えば本当につらかった。毎日、毎日、キャンパス内のLibrary図書館通いはあたり前の生活。各教科ごとに渡される。。驚くほどの読書本の量、課題。。。

私は、日本の大学からの転学生だったのですが、日本での専攻は、外国語学科英語専攻。子供時代は、小学5年生から帰国子女で、日本では英語はいつも帰国子女クラスのアメリカ人先生と日本人バイリンガル先生の2人もつく最上クラスで、英語だけは自信がありました。でも。。アメリカにわたると、廻りは、どんな人でも、流暢な英語がしゃべれ、r発音で巻いてまくし立てるNew Yorkers! えっ、あなたたちって、何者? 何語しゃべってんじゃ~でした(x_x;)から、クラスの討論に参加できるようになるまで、1-2semesters学期位は、かかりましたよ。ぶちあたった語学の壁をつっきるっと、inputされていた英語が、今度はoutput時期を迎え、でてくる、でてくる。ルームメートとのキャンパス法廷まで持っていかれそうな言い争いも英語で。。負けないメラメラ叫び

今まさに、留学生の後輩の皆々様。。
要は、当たってくだけろ精神、旅の恥は書き捨て精神を持ち合わせている生徒さん、学生さんであれば、自分なりの成果は徐々にでてきて然り。。と、私は思いますよ(*^▽^*) もちろん、人と比較するのではなく、my paceだけを意識。渡航した頃の自分と比べて、『結構、私できるようになってきたじゃん。すごいぞ、自分!』って、オリンピックマラソンランナーの有森選手がおっしゃったように。。自分で自分を褒めてあげて、一歩一歩進んでくださいね。そんな毎日の留学生活なら、ノイローゼとは無縁で、たくさんの異文化、外国語の吸収がおもしろい毎日でいけるでしょうグッド!ヾ(@^▽^@)ノ もちろん、母国語以外の外国語での生活は、毎日が無我夢中だと思いますけどね。

今でも、このクラッシック曲を聴くと、あの太陽の下での卒業式の様子が、脳裏を巡って、卒論修了の感覚の開放感と、アメリカの学生生活の日々が、走馬灯のように記憶に蘇りますパンチ!好  ちなみに、アメリカの卒業式シーズンはこれからで、通常、5月17日近辺の週末です。

皆さんの、思い出の卒業曲の1曲、分かち合ってくださいねっ合格CDヘッドフォン音譜