埼玉県鶴ヶ島市のいじめについて | スマイリーキクチ オフィシャルブログ『どうもありがとう』 powered by アメーバブログ

埼玉県鶴ヶ島市のいじめについて

去年の11月、埼玉県鶴ヶ島市の小学校で小学6年生が女の子がいじめを苦に自殺してしまいました。

わずか12年という短い歳月の中で、生き地獄か死かを選択して、いじめに耐えきれず自ら命を断ってしまった。

亡くなられた女の子や残された親のことを考えると悲しさしかありません。

現在、いじめたとされる同級生の名前や顔写真などの個人情報がブログや掲示板、SNSなどで流布しています。

ネットに書き込まれた人を疑う前に、誰が書いたのかを疑いましょう。

◯  書いた人がどのような人物なのか?

◯  どのような経緯で情報を入手したのか?

◯  情報提供者はなぜ公開したのか?

◯  その情報に確たる証拠はあるのか?

「ネットに書いてある」「みんなも書いてる」は何の証拠にもなりません。

不特定多数で標的を吊るし上げ、言葉のリンチを繰り返す。

もし事実無根なら、それこそ陰湿ないじめです。

例え、ネットの情報が事実であっても名誉毀損罪に該当するでしょう。

先日、煽り運転の犯人の父親だと、ネット上で事実無根の情報が流布されて、デマの拡散に関与した11名が警察に特定されたばかりです。

匿名で書いても透明人間ではありません、プロバイダーと契約する際は実名です。

足跡を辿れば身元は明かされます。

デマであろうと事実であろうと、責任は自分自身に降りかかります。

加害者を追いつめる行為は逆に被害に遭われた方々を苦しめる行為になります。

だから安易な拡散は止めてください。

いじめで亡くなられた女の子は同じ小学6年生の同級生から、LINEで自殺に追い込むようなやりとりがあったそうです。

いじめられている子は親に心配をかけさせまいと必死で隠します。

親は気づかないんじゃなく気づけない、ネットなら尚更です。

この時期はお祝いで携帯電話やスマートフォンを買い与えた保護者もいると思います。

いじめの凶器に使われてしまうことをどこまで理解してるのでしょうか。

親の「子どもに任せている」は信用じゃなく放置かもしれません。

「うちの子は大丈夫だから」それは何が大丈夫なのか、ネットの危険をしっかり教えて、お子さんと話し合ってください。