信+者=儲 「儲ける」 | スマイリーキクチ オフィシャルブログ『どうもありがとう』 powered by アメーバブログ

信+者=儲 「儲ける」

俳優の方をブログで誹謗中傷していた3人が書類送検されました。

3人は小遣い稼ぎのつもりなのか、デマを真実のように見せかけて、ブログの広告収入を得ていたようです。

人の興味を引くなら「メディアが報道しない真実」や「マスコミが伝えない真相」という大げさな見出しと、適当な記事を書き込むだけで済みますから。

お金が欲しければ信じる者を増やせばいい。
信者という漢字を足すと、信+者=儲「儲ける」という漢字に化けます。

俳優さんだけでなく、たくさんの人傷つけて、微々たる金額が入ったかもしれません。でも書類送検された人物は信用を失います。

警察に捕まったら「みんなもやってる」などと供述するでしょう。
いかなる場合でも「みんなもやってる」は通じないんです。

誹謗中傷は歴とした犯罪行為です。

以前、僕が中傷された出来事をある番組で取り上げた際、名誉毀損や脅迫で摘発された人物が無罪になったと放送していましたが、あくまでも番組の演出で無罪にはなっていません。実際は不起訴処分(起訴猶予・嫌疑不十分)でした。

事件を担当した検事から、不起訴処分の条件として、摘発や逮捕された19名の氏名・住所・生年月日・電話番号・勤務先又は学校名などの個人情報と、僕のブログに投稿した中傷や脅迫のコメントを添えて、ブログで公開しても良いと言われました。

司法がこんなレベルです。
残念ながら、年を追うごとにネット社会と法律がかけ離れているので、デマで収入を得るような卑劣な行為は増加傾向にあります。

こうゆう行為をする人物の中には【「言論の自由」なんだから、ネットに何を書き込んでもいいだろ】と思っている人もいます。

「言論の自由」は情報の伝達や意見を発表する自由という意味で、デマや中傷や差別も自由の範囲なら、それは「言論の自由」じゃなく「言論の無法」になってしまいます。

コピーであろうとリツイートであろうと、情報を公開した時点で、その人には「言論の責任」が伴います。

このような経験をするのは僕一人で十分です。

インターネットで人生を台無しにしないように、デマに惑わされないように、どうか気をつけて情報を扱ってください。