現代社会を象徴する出来事

昨日、テレビで公開捜査の番組が放送されました。

放送中に記憶喪失になってしまった青年の身元が判明したようだと伝えて、番組が終わったんです。

が、インターネット上では別の問題が浮上しました。

記憶喪失の青年の学生時代の同級生と思われる人物が、自身のツイッターに、テレビに同級生が出てると書き込んで投稿したんです。

しかし、過去のツイッターの投稿から、その同級生が青年をいじめていたとも取れる内容が書いてありました。

ネット上では、同級生からのいじめで記憶喪失に陥ったという話しになり、一夜にして、個人情報がさらされて、学校に苦情を入れるだの、就職を邪魔するだの、匿名の集団から言葉のリンチに遭ってます、

真相は何もわかりません。

今、判明しているのはテレビ番組の公開捜査の後、ネット上で公開私刑が始まったということだけ。

現代のネット社会を象徴する出来事だと思いました。

昨日のニュースでは、ネットの誹謗中傷を苦に自ら命を立つ高校生がいました。

言葉は時に人の命を奪います。

スマホが凶器にもなる。

標的を見つけて、追い詰める。

標的がなければ、作り上げる。

僕の経験ですが、誹謗中傷をする人物はゲーム感覚でした。

例え、命を絶ったとしても、やっていた集団は罪悪感ではなく達成感だったでしょう。

法曹界や教育界は、この現状をあまりよく知らないし、改善しようとしている人も、ごくわずかしかいない。

今まで色々見てきて、わかったことです。

もし、いじめられている人が、このブログを見たら、絶対に命を断つようなことはしないでください。

心を閉ざしてしまえば、相手はさらに拍車がかかると思います。

相手の嫌がらせに屈せず、笑顔で過ごすことが大事です。

諦めずに相手を見下すような気持ちでいましょう。

あなたが幸せになること！

それが最大の仕返しです。