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言論の自由

インターネット上には様々な情報があります。

有益な情報もありますが、残念ながら有害な情報もあります。

ネット上に言葉を書き込むことは悪い行為ではありませんが、『言論の自由』と『誹謗中傷』は違います。

僕の身に起きたインターネットの事件では、46歳から17歳までの男女19名が摘発をうけました。

警察での取り調べの際、ネット上にデマを書き込み誹謗中傷する行為を『言論の自由』、脅迫の書き込みを『正義感』、だと主張していたそうです。

誹謗中傷や脅迫のコメントをブログに投稿していた人の中には、職場のパソコンや携帯電話を使用していた人が複数いました。


情報の真意を確かめず、ストレスのはけ口として、デマや中傷を書き込んでいると、本人の気づかぬうちに境界線を越えてしまいます。

最近では、ネット上でつぶやいた情報に対して、モラルの欠如だと憤りを感じた人たちが、批判などを書き込んでいます。


誹謗中傷や脅迫の書き込みをしたり、仕事先にまで苦情や抗議をする人もいるそうですが、行き過ぎた行動をとれば、例え相手側に非があったとしても、犯罪になる恐れがあります。


ネットに書いてあったから。
許せなかったから。
懲らしめたかったから。
みんなもやってるから。

どんなに言い逃れをしても、『~から』は通用しません。

自分が発信した言葉も、中傷などの書き込みをサイトに貼り付ける行為も、必ず責任がともないます。


インターネットは、匿名やハンドルネームで利用できますが、携帯電話、パソコンなどインターネット接続しているプロバイダには実名で契約を交わしています。

匿名で書き込んでも、警察が捜査をすれば発信者は特定できます。

民事訴訟でも同様に、匿名の人物の身元を割り出すことは可能です。

匿名から実名に変われば、社会的信用を失い、ネット上で批判されたり、デマや誹謗中傷を書き込まれ、同じ目に遭うかもしれません。

信用を落とすことは簡単にできますが、失ってしまった信用を回復するには、相当な時間と労力が必要です。

ネット上に情報を公開する前に、自分の発信する言葉の責任を、もう一度考えることが必要だと思います。

スマイリーキクチ