小学校低学年くらいまでのお子さんを持つ受講生さんから
「子どもがわがままを言いだしたときどうしたらよいか。」
というご相談を受けることがあります。
例えばこのような場面です。
好きなお菓子を食べたいと子どもから言われる。
しかし、買いに行くにもお店はしまっているし、
家に買い置きがあるわけでもない。
「今日はないから今度買ってくるから
今日は我慢してね」と伝えるが
「やだ、今買ってきて!」と子どもが駄々をこねる。
「今は夜だからお店が開いてないから、
明日お店が開いてたら買って来るね」
「ヤダヤダ、今がいい!」
このような場面は子育てで
よく出くわす場面かと思います。
わが家では思い返せば次男が生まれた後
長男のこのようなわがままが出ていた時がありました。
このような場面での私のおススメは2つあります。
まず、一つ目は子どもがわがままを言っている
正にその時の対応。
子どもの言い分を
オウム返し(バックトラッキング)しながら
子どももばかばかしく感じてしまうようなことを
ユーモアたっぷりに楽しく提案する。
実際に私が長男にやっていたことを
ここで再現してみたいと思います。
例えばこんな感じです。
子:「やだ、今買いに行く!」
母:「そうか、やなのね。今買いに行きたいのか~。」
子:「うん、今行く!」
母:「今行くのか~、でもお店もう開いてないししまってるよ?」
子:「やだ、今行く!」
母:(ワクワク感たっぷりに楽しそうに)
「そうか、じゃぁ、どうすればお店が開くかなぁ??」
子:(頷きながら)「うん、開くもん!!」
母:(さらにワクワク感たっぷりと楽しそうに)
「お店の前に行って、開けて下さ~い、って言えば開くかな??」
子:(少しにやけそうになるのを押さえながら頷いて)「うん」
母:(またさらにワクワク感たっぷりと明るい声で)
「じゃあ、お店に今から車で行って開けて開けて~!
って言って頼んでみようか?
開けて♬開けて♬って二人でお願いしてみよう!」
子:(ついにばかばかしさにこらえきれず噴き出して笑いだす。)
流石にこのやり取りのばかばかしさは、
いくら子どもでも無理があると分かるので
わがままで意地を通すのが難しくなる様でした。
子どものわがままにいちいち目くじらを立てて
ケンカしてばかりだと親も心穏やかではいられません。
だから、このやり取りは
まるで電車の中で泣く赤ちゃんの口に
手を間欠的に当てて「あわわわわ~」とやると
赤ちゃんも笑いだして泣き止むという場面を
思い出して同じ感覚でやると
だいぶ気も楽になるのではないでしょうか?
子育てにユーモアを使うと
日々のやり取りも穏やかで楽しくなります。
また、二人、三人とお子さんがいると
それぞれの子どもが親を独占したがる時があります。
その時のおススメの対応は以下のとおりです。
子どもたちそれぞれの独占欲を満たすために
それぞれの子どもとママが1対1の時間の時に
例えば「○○ちゃんにだけだから
●●ちゃんには秘密だよ。」と言って
二人だけでケーキ等好きなものを
買いに行って一緒に食べる。
子どもに「あなたは特別な存在なんだよ。」
と思わせるのがミソです。
ママとしては、なんかえこひいきしているようですが
子どもにそう思わせて同じことを
別の機会に他の子どもたちにもするのです。
子どもは、「しめしめ自分はママから特別に思われてるんだ!」と
独占欲が満たされて結構喜んでいました。
この場合は同じことを他の兄弟姉妹がいない
別の機会に平等にそれぞれ全員にやる
というのがポイントです。
同じことでお困りの方は、
ぜひやってみてください。
まぁ、正直私にとっては
大好きなケーキを堂々と買って食べる
いい機会でした。😊✌
子どもからママ、ママ言われる
人生最大のモテモテ期は
長いようで短いのでぜひ楽しみましょう!
子どもが中学生になったら
男の子は特に
「めし何?」位しか言わないのが普通です。😊
ママが子どもから大人気なのは
子どもが小学生のうちですからね。
お試しあれ!