お子さんが頑張っている姿を見て、

どのように褒めたらいいのか

悩んだことはありませんか?

 

私の講座には

「褒めた方がいいというから

子どもを褒めるようにしてるけど

これでいいのか自信がない」

「子どものことを怒ってばかりで

ほめ方を忘れた」

という親御さんが受講しに来ることがあります。

 

中学受験を控えるママたちにとって、

お子さんのやる気を引き出すための褒め方は

非常に重要なテーマですよね。

 

実は、褒め言葉の「質」と「量」が

子どもの成長に大きな影響を与えることを

ご存知でしょうか?

ただ褒めるだけではなく、

どのように褒めるかが重要なのです。

ある研究によれば、効果的な褒め方をすることで、

子どもの自己肯定感や学習意欲が

大きく変わることが分かっています。

 

私は普段高校生を教える際にも

この褒め方のポイントに気をつけて

肯定的なフィードバックをするよう

心がけています。

 

具体的な褒め方には5つのポイントがあります。

 

①具体的な行動を褒める

具体的な行動を褒めると、

脳の報酬系が活性化し、

同じ行動を繰り返したくなります。

例えば、 「今日の宿題、早く終わらせたね!

その集中力はすごいよ。」

このような一言で、

良い行動を強化することができます。

 

②努力を認める

努力を認めることで、子どもは結果だけでなく

過程を大切にするようになります。

例えば、 「たくさん練習して上手になったね~。

努力の成果が出ているよ。」

私は、子どもたちが

毎日取り組んでたまったプリント類を

束にして見せながら

「これだけやったからできるようになったんだね。」

と伝えるようにしていました。

 

③成長を具体的に伝える

成長を認識することで、脳は達成感を感じ、

さらなる挑戦意欲が高まります。

例えば、「前よりもずっと速く計算できるようになったね。」

ほんの少しの進歩でも成長を認めて

フィードバックしましょう。

提出物を出さない、授業にノートを持ってくるのを

忘れる程勉強嫌いの高校生でも

例えば「おっ、今日はちゃんとノートもプリントも

忘れずに持ってきてるね。」等

自分の進歩しているところを認めてもらえると

嬉しそうな顔をしますよ。

 

④感謝の気持ちを伝える

感謝の気持ちを伝えることで、

子どもは自分の行動が他者に影響を与えたことを理解し、

自尊心が高まります。

例えば「お手伝いしてくれてありがとう。

とても助かったよ。」という具合です。

これは、アドラー心理学でいう

貢献感が満たされるのです。

誰だって誰かの役に立ちたいと思っていますからね。😊

 

⑤失敗も前向きに捉える

失敗を前向きに捉えることで、

子どもは挑戦することを恐れなくなります。

NLP(神経言語プログラミング)では

「失敗はない、フィードバックがあるだけ。

(=上手く行かない方法を見つけた)」と考えます。

だから、例えば「今回はうまくいかなかったけど、

次はどうすればいいか考えられるね。

挑戦して素晴らしいよ。」と声をかければ、

前向きな姿勢を引き出すことができます。

 

これらのポイントを意識することで、

お子さんの成長をサポートする

効果的な褒め方が可能になります。

質の高い褒め言葉を使うことで、

お子さんのやる気がONになって

どんどん伸びていきますよ!


褒め言葉は0円!スマイルも0円!😊

 

前向きに挑戦できる

頼もしい子に育てていきましょう!