今日は、前回の続きで
子どもがグレる原因として
前々回から紹介しているお話の場合の
まずい特徴３つを
①否定的な言葉を子どもにかけること
②親が感情のコントロールができていないこと
③一貫性に欠けていてルールがないこと
と書きました。
今回は
②親が感情のコントロールができていないこと
③一貫性に欠けていてルールがないこと
について書きたいと思います。
まず、②親が感情のコントロールが
できていないことがどうしてだめなのか。
自分の感情を抑制せずに
ただ怒りを子どもにぶつけてしまうという態度は
子どもの心を委縮させ、不安に陥れ
よりよい感情表現の仕方を
子どもが学ぶことができませんよね。
そもそもそれ以前に
子どもに愛情が伝わらない。
適切な気持ちの伝え方を
親が知っていてそれを繰り返し使っていれば
子どもは自然に親から自分の気持ちを
どう表現すれば相手に上手く伝えられるのか
学ぶことができます。
子どもが自分の気持をどういう言葉で表現できるのか
年齢的な幼さや語彙不足が原因で知らない場合は
大人が子どもに教えてやれれば良いのですが
大人の場合は、自分自身が語彙不足なら
読書をたくさんして語彙力アップをするか
感情の伝え方やコントロールの仕方を
学ぶ必要があるのではないでしょうか？
実際、私も教員の希望者研修や
外部セミナーで学びました。
そして、③一貫性に欠けていてルールがないこと
これもよろしいことではありません。
人間だれしも感情を持つ動物なので
いつも理路整然と筋道立てて
一貫した行動を取っていることばかりでは
ないかもしれません。
しかし、子どものしつけや子どもに対しての
発言にはやはり一貫性があるのが望ましいのです。
ルールや一貫性がないと
子どもが「これをしたらこうなる」という
予測をした行動を取れなくなり混乱します。
「この前○○したから怒られたから
今度は△△しよう。」と
子どもは一貫性のある大人のしつけで
ルールを学ぶとともに
前回注意を受けた経験を基に
行動を改めるようになるものです。
それを一貫性のない大人の気分に任せた発言で
否定されたら当然子どもはどうして怒られるのか
自分がどうすればよかったのか分からなくなり
混乱するでしょう。
幼い子供ならなおさらで
理屈立てて物事を考えられるようになった
中高生なら矛盾を指摘して
反抗してきます。
だから、親として自分の子育てだけではなく
教員としても、生徒との関係において
この一貫性は信頼関係を維持する上でも
とても大事なことなので
とても注意を払わなければならないところでした。
もしルールや一貫性のない態度ばかりの
家庭で子どもが育っていたらどうなるのでしょう？
親が信用できないだけでなく
適切な行動がどういうものなのか
子どもは家庭で学ぶことができないなら
外でも苦労するのではないでしょうか？
ぜひ親としては
子どもの心の健やかな成長のために
気をつけていきたいものだと
自戒の念を込めて思います。
なぜこのようなことを
「東大生の育て方」というタイトルを
冠したこのブログで書くのかというと
ある意味、私が教員として
多くの生徒と関わってきた中で
問題行動に走る子どもの親には
共通点があるなぁと感じていたからです。
それは、少年院を見学した際の
講話を聴いて確信に至り
教師としての覚悟を新たにさせられる
出来事だったからです。
次回は、その話について書きたいと思います。
子どもへの声掛けや関わりについて
ヒントが欲しい方には
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成合弘恵（なりあいひろえ）
ヒロ・スマイルコーチング代表
中学受験ライフコーチ
✨「ママの笑顔は、子どもを笑顔にする」がモットー
✨19年に渡り我が子を含め
日々200人以上の生徒達に実践、検証してきた
脳科学、心理学に基づいた
「＼1日3分で子どもが自ら勉強する／」子育てメソッドと
中学受験ママ向けライフコーチングを提供中
中学受験ママのメンタルサポートもやってま～す😊
✨元大手中高受験指導塾講師（6年勤務）
元公立高校英語教諭（19年勤務）
✨元中学受験ママ（息子二人）
✨ストアカ、UrSTUDX、MOSHで子育て系講座開催中。
✨ヒロ・スマイルコーチングのHP URL：
https://hiro-smilecoaching.jimdosite.com/
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