「先生、うちの子はどこでもいいから
大学と名のつくところに入らないと
就職で大卒の資格もなくてまともな就職ができなくなるんです！」
このセリフ、何度保護者の方から言われたことか！
特に男の子の親御さんの口から出てくる
ケースが多かったかな。
それだけ日本には学歴信仰が浸透していて、
特に男の子は、将来一家の主として
家族を養っていかねばならない。
大卒でないとまともな職に就けない。
そのような考えが親世代には浸透している
という証かもしれません。
こんなことを書いている私もご多分に漏れず
そのような洗脳を受けて育った一人です。
ここからは、公立高校教員として
合計15年間（私の教員生活の3/４）を
担任として生徒を指導してきた
経験と主観で書かせていただきます。
御不快な点があってもご容赦ください。
あくまで私の主観です。
私は2003年4月（当時は33才）で
教員として採用されました。
既に少子化で子どもの数は減り始めており
その影響は大学受験にも表れていました。
新聞では、「分数の計算ができないW大の学生」や
「大学の教養課程で中学校の数学の授業」等
学生の著しい学力低下が取り上げられ始めた頃。
これは、笑えない事実だと思います。
少子化が進んでいるにも関わらず
実際に大学の数は22年度もまたさらに増えている。
要は、少子化問題の深刻さが叫ばれる前までは
当然大学に行けなかった学力レベルの層も
大学に入る時代になっているのです。
このことは新聞を含めた各種メディアでも
散々取り上げられていることなので
今更私が詳しく解説することでもありません。
では、高校現場では何が起きていたのか？
このことについては
実際に2年前まで13年間連続で
平均より少し下のレベルに位置する公立高校で
担任として生徒たちを指導してきた立場から
日々目の当たりにしてきたことを
この次の投稿で書きたいと思います。
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成合弘恵（なりあいひろえ）
ヒロ・スマイルコーチング代表
中学受験ライフコーチ
✨「ママの笑顔は、子どもを笑顔にする」がモットー
✨19年に渡り我が子を含め
日々200人以上の生徒達に実践、検証してきた
脳科学、心理学に基づいた
「＼1日3分で子どもが自ら勉強する／」子育てメソッドと
中学受験ママ向けライフコーチングを提供中
✨元大手中高受験指導塾講師（6年勤務）
元公立高校英語教諭（19年勤務）
✨元中学受験ママ（息子二人）
✨ストアカ、UrSTUDX、MOSHで子育て系講座開催中。
✨ヒロ・スマイルコーチングのHP URL：
https://hiro-smilecoaching.jimdosite.com/
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