いつもご覧くださいましてありがとうございます。
先日の『”天然酵母”=安全というわけではない』という記事へ、たくさんの反響をいただきました。
その中でご質問いただいたことがあるので、ご紹介させていただきます
「市販のパンの原材料中に”パン酵母”というのがありますが、イーストとはどう違うのですか?」
結論から申し上げますと、まったく同じです。
そもそも、イースト(yeast)とは酵母の英訳です。
では、なぜ”イースト”と”パン酵母”という2種類の表現があるのでしょう?
その理由は、『”天然酵母”=安全というわけではない』で書いた内容が関係してきます。
”天然”の反意語は”人工”や”合成”ですよね。
では”天然酵母”の反対は・・・?となったときに、”イースト”が悪者になってしまったのです。
”イースト”にはどうやら人工的なイメージがあるようで、実際に消費者の意識調査で、「天然酵母の方が安全」という認識が20ポイントも高い結果が出たこともあるそうです。
私からすると、とっても不思議
そんな風潮の中、メーカー側がマイナスイメージを払しょくすべく”パン酵母”という表現を使い始めたわけなのです。
”イースト”でも”パン酵母”でも安全性は確保されていますので、ご安心ください!
(美味しいかどうかはまた別の話。配合と作り方によります。)
というわけで、本日はくるみとレーズン入りのカンパーニューを。
急いで焼成前の仕上げをしたので、粉はげ気味&クープ浅め・・・
おかげでカッティングボードと色が同化している
薄くカットしてさっと焼き、クリームチーズとブルーベリージャムがベストマッチ
おうちパンは美味しい