いつもご覧くださいましてありがとうございます。
忙しい1週間を終え、やっと色々な仕事に着手できると思いきや、息子の寝かしつけのまま寝落ちしてしまう今日この頃。。。
いけない、いけない
そんな中でも、パンのデータ取りは欠かしません。
今回は、いつもよりも加水を増やし、2種類の粉で仕込みました。
加水を増やすほどに、ふんわりとした食感に仕上がりますが、その分ベタつくので生地の扱いが難しくなります。
捏ねやすく、食べやすい、ちょうど良いバランスが大事。
仕込み条件:室温27度、湿度64%
粉:左「春よ恋」、右「リスドォル」
「リスドォル」は準強力粉でタンパク質含有量が少ない分、同量の加水で仕込むと、かなり緩くベタつきました。
発酵上がりも高さが低くしっとりとしています。
強力粉「春よ恋」は今回の加水でしっかりボリュームが出ています。
この段階(一次発酵)での生地のふくらみと、焼き上がりの大きさは必ずしもイコールではありません。
今回の配合は、油脂分と卵が入っていないリーンな生地のため、小麦中に含まれるたんぱく質の量と水分量のバランスによるところが大きくなります。
焼き上がり:左「リスドォル」、右「春よ恋」
焼き上がりは「リスドォル」の方が若干大き目に仕上がりました。
そして、クラストのバリッとした食感はやはり圧倒的に「リスドォル」
クラムはさっくり歯切れの良いふんわり感。
「春よ恋」は噛みごたえのあるクラストで、クラムはもっちりしっかり食感。
どちらも美味しいです。
あとは好みの問題。
私は割と歯切れの良いハード系パンが好きなので、外国産粉を好みます。
国産粉を使用しているパン屋さんで購入する時や、自分で国産粉で作るときは、お総菜パンにするようにしています。
日本ではやはりふんわりパンが根強い人気でしょうか。
粉選びからできるようになると、本当に好みのパンを楽しむことができるようになります
そんな『粉比べレッスン』があっても楽しいかな
マニアの道へようこそ!
より多くの方に喜んでいただけるパンを目指して。
まだまだ、実験は続きます・・・