記録は
不倫発覚からを振り返って
【テーマ】に分けて書いています。
今の私は【リアルタイム】に書いています
▼慰謝料請求、1から読む
夫の不倫後、
気がついたら
女性としての自信みたいなものが
空っぽになっていた私。
眉間ジワに
ボトックスを打った。
▼その話
その後、大変な事になった。
ボトックスが効き始めると、
眉間に
シワが入らなくなった代わりに
左右の眉が
不自然に下がってしまった。
急いでネットで調べると
ボトックスの効きすぎだと
沢山の症例写真が出てきた。
でも
時間と共に落ち着く
と書いてあり
なんとか安心した。
もちろん夫には、
眉間ジワにボトックスを打って
失敗した
なんて話はしていない。
もしも、
なんで
ボトックスなんて打ったの？
なんて夫に聞かれたら
全部あなたのせい。
そう、
爆発してしまいそうだった。
眉が不自然じゃなくなるまで
夫の顔を
直視しないで過ごしていた。
そんな中
休日
ゴルフから帰宅した夫が、
鏡に向かって化粧中の私に
何か話しかけてきた。
私は夫の方を見ず
適当に返事をした。
すると
夫が突然
激昂して叫んだ。
なんだよ
無視しやがって！！！
俺と一緒に居るのが
嫌なんだろ？！
俺だってそんな奴と
一緒に居るのは
嫌なんだよ！
なんだよ、
変な顔して
俺の事見やがってよー！
休日で
リビングに息子が居る。
とっさに、
息子の顔色を見た。
驚き固まっている。
夫が
こんな風にスイッチが入って
般若みたいな顔になると
６時間は、治らない。
それを私は知ってる。
でも今日は
私も言い返してやろうと
頭に
言いたい事が溢れた。
私は黙って
息子の手を引いて
玄関へ向かった。
〇〇(息子)、
今からおじいちゃんの家に
行って遊んでて。
後で迎えにいくね！
息子は戸惑いながらも
靴を履き始めた。
すると夫が
鬼みたいに追いかけてきて、
玄関ドアの前に
仁王立ちになった。
どいてよ。
分かった。じゃあ話し合おう。
でも〇〇はジィジの所に行かせる。
ひどい夫婦喧嘩を
息子に見せる必要は
全くないと思った。
でも夫は
怒り狂って
信じられない事を叫んだ。
いいじゃねーか。
全部聞かせてやれば！
そう言って
玄関ドアをロックした。
目の色が
普通じゃなかった。
この恐ろしい人は誰？
完全に
知らない狂った男性に見えた。
怖い。
そう思って、
息子を連れてリビングに戻り
スマホを手に取った。
つづく
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