結婚15年のある日。
夫の突然の不倫発覚
私の記録と、これから



↓この続きです



ベッドに座って、

泣いている夫。


その涙が

何を意味するか?


私は最初

よく分からなかった。



離婚したくて

泣いているのか?


不倫がバレた事に泣いているのか?


後悔の涙なのか?






昨夜の夫は、


私の知らない別人に見えた。



子どもの事なんて

これっぽっちも考えていない

ひどい男に見えた。






しばらく

2人で無言だった。



5分位経っただろうか。


夫が泣きながら

口を開いた。



『ちゃんと、、、別れてくる。

 ごめん、魔が刺しただけだった。


 〇〇子どもの事も、

 △△の事も、好きだ。

 うん、好きだ。


 俺みたいな子ども時代を

 〇〇にさせちゃ、だめだ。


 だめだ。絶対だめだ。


 今まで△△がして俺にくれた事を

 ずっと今日思い出してた。


 居ても立っても居られなくて

 帰ってきた。


 ごめんなさい。


 もう、、、ゴルフも全部辞める。』






この不倫がバレたのは、


私がたまたま

カマをかけたのが

ビンゴだっただけ。



私は

明らかな証拠を

持っていた訳でもないし、



相手が誰かも

この時は

分かっていなかった。




だから、

夫が早退して帰宅して


泣きながら謝って

相手と別れると言うなら


それ以上

追求の余地がなかったし、



力が抜けた様に

ホッとした気持ちが

一番大きかった。



子どもと過ごす

いつもの生活が

また戻ってくる希望の方が

大きかった。




このまま

【何も無かった事】

としては終われないけど、


とりあえず

自分の気持ちは二の次で


家族として

その形が崩れなかった事に

安心した私が居た。





夫の気持ちが


私や家族から

完全に離れてはいないと思えて、


心臓に

血が戻ってくるような感覚がした。




↓続き 21へ