結婚15年のある日。
夫の突然の不倫発覚
私の記録と、これから

 



義父の家の

チャイムが鳴った。



義父が玄関に行き

連れてきたのは


驚くことに

私の母だった。



母には

明け方近く

夫の不倫が分かったと泣いて電話をした。




母は驚いて話を聞いてくれて


「今すぐ行ってあげたいけど、

 今日は仕事で、、、」


と言っていた。


私は

その言葉だけでいいよ、

また電話するね


と言ったきりだった。





そんな母が、

突然東京に来た。



申し訳ないと思ったが、

それ以上に嬉しかった。


ホッとした。



アラフォーで

自分に子どもが居るのに

情け無いかもしれないけれど、



これからどうしよう?


と真っ白になっていた頭が


母に会って

冷静になっていくように感じた。




後から聞いたら


家まで来て

私が電話に出なかったため


義父の家に来てみたとの事。



母は義父にお礼を言い、

2人で自宅に帰った。



夫は出社して居なかった。





散らかった部屋。


昨日までの

幸せだった部屋とは、


全く違う空間に見えた。





時間はお昼を回っている。


母は

最寄駅の

スーパーの袋を抱えていた。



中からはお弁当やお惣菜

食材が出てきた。



母が買ってきたお弁当を食べた。



一口一口食べる度に

涙が溢れて

止まらなくなった。



母が来てくれてた事が

ありがたかった。



もう一度

昨日からの話を母にする。


話しながら、

頭の中を整理していった。



母は

私が〇〇君(孫)の相手をするから

夜、△君としっかり話したら?

と言った。



そうだ。

そうしなきゃ、いけない。




この悪夢みたいな時間を

どうにかしたいと、思った。



こんな時間が

ずっと続くのは嫌だという

恐怖もあった。




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