みなさん、晴れの国岡山からこんにちは。
今日も清々しい気候の岡山です。
ゆかいで元気な仲間たちも、楽しい土曜日を過ごしているでしょうか?
え?ただ昼寝してるだけ?
それで満足している仲間たちも多いことでしょう。
中には一発、走りまくりたいと思っている仲間たちもいるかな(笑)
さて、9月1日から待ちに待った、動物愛護管理法が改正されました。
「飼い主は原則、ペットの命がつきるまで適切に飼育する」
そんな当たり前のことが、明文化されなければならなかった社会を私たちが形成していたのですから、なんと恥ずかしいことでしょうか。
ここに読売新聞の記事がありますのでご紹介します。
少し歪んでいるのはご愛嬌
まずは、生後45日までの犬猫の販売が禁止されました。
これについては、犬の場合、犬の社会化を親兄弟から学ぶ大切な時期に、親から引き離されると、問題を抱える犬になってしまうケースが増え、最後には飼育放棄につながっていくということも理由のひとつです。
この記事の中には、繁殖を生業としている人たちのコメントも紹介されてます。
「子犬は10日単位で見た目が変わる。『かわいい』と思ってもらえるのは生後40日くらいまでで、愛らしさが販売を後押しする。手元での飼育期間が延びると、餌代もかさむので繁殖頭数を抑えるしかない。」
みなさんはこのコメントとをどう思われるでしょうか?
この活動をしはじめて強く思ったのは、「繁殖頭数を抑える」ことの必要性です。
犬猫の数を減らす事、これが私たちの活動の大きな目的です。
業者や個人に限らず、人の勝手な理由で、犬猫の頭数を増やす事をもうやめませんか?
もう一度、ご自分の胸に問いかけていただきたいのです。
側にいる愛する仔が、「家庭を持ちたい。」、「自分のDNAを残したい。」と言っていますか?
そんなことを言っていませんよね。
その仔たちは、ただ、あなたがいてくれたら、それだけでいいと思ってるはずです。
それなのに、所詮が人の勝手で、「この仔のDNAを受け継いだ仔がほしい。」と思っているだけではありませんか?
例えば、大型犬の場合はたくさんの子犬が生まれます。レトリバーなんて9匹なんてざらです。
それに、小型犬の場合も一匹とは限りません。
もし、5匹生まれた場合、どうやって5匹の今後の運命を保証することができるでしょうか。
よく聞くのは、「1匹は手元に残して、あとは人に譲りたいと思っている。」という言葉です。
これだけの不幸な仔たちがいる世の中で、どうやってその仔たちが、ペットとして安泰だという生活をその生涯を通して送れると断言できるのでしょうか?
「今、目の前にいる愛する仔を生涯守る事。そして幸せにしてあげること」が、私たち、愛犬家の役目ではないでしょうか?
動物愛護管理法がなんど改正されても、崇高な私たちの愛情を維持することと、身勝手な行動をやめなければ、また同じ事は繰り返されるのではありませんか?
日本国内で処分される犬猫の数は、年間17万匹を超えているのが現状です。
私たちはこの現実をどう考えますか?
今日はちょっと本気を出してしまいましたが、記事を読んで熱くなったこの思いをどうぞご理解くださいね。
今週末は少しだけ、こういった問題を考えてみる時間を作ってくださったら嬉しいです。
では素敵な週末を・・・。