看護師という職業をはなれて、初めて患者の家族という立場を体験している。

93歳の祖母。昨日はさすがに色々覚悟した。(もう数回してるけど)

でも、さすが大正生まれだねぇ。

それを今日、本人に伝えたら笑っていた。

昨日は苦しいながらも「色々世話になって、ありがとう」なんて言ってたのに・・・

今日はお腹がすいたと繰り返す。(まさかの回復力!え゛!)

お腹がすいたら、好きなものを想像して空気を食べるといいよと変なアドバイスをして帰る家族笑

患者の家族といっても、どうしても看護師目線で、家族・親戚への連絡・フォローをしてしまう・・・

でも、祖母の病気や入院を通して、本人にとってだけじゃないものがそこにあることを体感した。

特に私の場合、家族の絆というか、関係性が深まった。

そして、大変な状況ながらも絶妙な感じでサポートされていて、うまくできているなぁと感心すらしてしまう。

病気は、当事者が何かに気づくためのサインであったり、自分に課した学びなのかなぁと思うのだけれど、当事者を取り巻く環境・人間関係にも大きな影響を与え、そこにも気付きや学びが存在するのだと思った。

病気には色々な側面・意味があるのだね。

おばあちゃん、ありがとうトチュウ

そのうち、意識がつくる病気について書こうと思います。