読者の皆さん、こんにちは。
「オレンジの風」、さとうです。
お久しぶりです。

今回は、私、さとうが、
我がHands to Handsが、毎年、相川章子先生を講師にお招きして、
先生の著書、「ピアサポートを文化に」をテキストとして開催しているピアサポート研修会

「支え合い講座」

のご報告をさせて頂きます。


今年度の支え合い講座は、昨年11月6日、12月4日、11日の計3回に渡り、昨年度同様、新潟県村上市のマナボーテ村上を会場として開催されました。

今回は、Handsメンバー、Handsメンバー以外の当事者の皆さまの他に、
新発田市から、障がい者就業・生活支援センターアシストの支援者の皆さまにも参加して頂き、

更に、コロナが5類に移行したので、久しぶりに相川章子先生には、初日と2日目の2回、
2名のファシリテーターの方々には、3日間通しで村上市に来て頂くことができましたので、非常に活気ある開催となりました。
 
日本のピアの第一人者とは思えないほど、腰が低くて気さくな相川先生と、温厚で親しみやすいファシリテーターのお2人のお上手な進行に乗って、
皆さん終始リラックスした雰囲気の中、積極的に課題に取り組んでおられました。


初日は、なおちゃんさんの素晴らしいリカバリーストーリーを聴いた後、リカバリーとピアサポートについてのお話を聴き、
なおちゃんさんのリカバリーストーリーの感想をグループ毎にまとめて発表をして一日を終えました。

2日目は、コミュニケーション技法のお話を聴いた後、2人一組で、聴き方のロールプレイを行い、
その後、バウンダリーについてのお話を聴き、
最後に、3人一組で、ちょこっと体験談の発表をして、その感想を、グループ毎にまとめて発表し、一日を終えました。
ちなみに、さとうは、ちょこっと体験談では、「ダメでもともと」のお話をしましたよ。

そして、最終日は、ピアサポート体験談のリレートークを行った後、
3グループに分かれ、「私にもできる、身近なピアサポート」のグループ発表を行い、
新潟県庁にも報告するような立派な内容の「私にもできるピアサポート 」の発表も行われました。

また、11月19日に村上市で開催された下越フォーラムで流した、精神当事者と支援者の皆さんからなる和太鼓グループ「チーム有頂天」と我がHands to Handsの紹介動画の放映も行われ、盛会のうちに3日間の講座を無事に終えました。
 
相川先生、ファシリテーターの愛さん、けんちゃんさん、てつさん、そして、参加者の皆さま、どうもありがとうございました。


参加者の皆さまからは、

「和気あいあいと、等身大の本音で気軽に話し合える安心の場の力を感じました」

「なおちゃんさんのリカバリーストーリーが地に足がついていて、力強いメッセージをふんだんに感じました」

「ファシリテーターのお二人が暖かく、安心、安全な雰囲気で居心地のよい空間でした」

「自分は、弱い部分を隠してしまい、人と距離をとってしまうところがありますが、この講座を通じて、当事者同士支え合っていけるようになりたいです」

等の感想を頂き、

中には、

「難しいの一言でした」

という感想も頂きましたが、
それによって、さとうも、ピアサポートの奥深さを改めて感じることができました。

感想を寄せて下さった参加者の皆さま、どうもありがとうございました。


また、今年も、秋冬期に、この「支え合い講座」の開催を予定しておりますので、

今回参加された皆さまも、
久しぶりの皆さまも、
まだ一度も参加されていない方で、「私も参加してみたいなぁ」と、興味を持たれた皆さまも、

そして、

このブログを読んで下さって、
また、Handsが開催している茶話会等に参加して下さって、
昨年末に行われた下越フォーラムを見に来て下さって、

「私も、Hands to Handsのメンバーになりたいなぁ」
と思って頂いている皆さまには、この、「支え合い講座」の受講が、Handsのメンバーに加わる条件になりますので、是非とも参加してくださいませ。


今年度も、この「支え合い講座」を受講した後、

「私もHandsのメンバーになりたいです」

とおっしゃられて、新しくHandsのメンバーの仲間入りをしてくれた方が出てきて下さって、まっすーさんも、さとうも、他のHandsのメンバー全員も、とても喜んでおります。

メンバー一同、この秋冬期にも、また同じ喜びを味わいたいので、皆さまのご参加を心待ちにしております。


大変長い文章になってしまいましたが、これで、今年度の「支え合い講座」のご報告を終わらせて頂きます。

以上、「オレンジの風」、さとうでした。

それでは、また。