こんにちは、けんやまです。

 

今年度も残すところあと10日程になりました。

はじめに改めてお伝えしますが、「3月28日の茶話会は中止となりました」にあるとおり、今年度末に予定していた茶話会は中止となりました。

 

今回の記事は、Hands to handsが新潟大学人文学部人文学科の2019年度の卒業研究に協力させて頂いたお話です。

 

著者の方は、Hands to handsの「精神障害のある仲間同士の支え合い講座」や茶話会にも、参加してくださり、他にもメンバーにインタビューしたりして、「ピアサポートからみる精神障がい者の地域生活支援」という卒業論文にまとめてくださいました。

 

論文では「下越圏域においてピアサポートが当事者・支援者双方にとってどのような効果をもたらし、団体内での当事者と支援者の関わりを含めたピアサポート活動を明らかにする」(論文より引用)ことを目的としています。

 

この論文(草稿)を読ませていただきましたが、「日本の精神障害者支援」や「ピアサポートの起源と歴史」をご調査頂いた上で、「新潟県の地域移行・生活支援制度」を参考資料を元にまとめてくださり、「調査結果と考察」を記してくださいました。

 

普段は、茶話会、定例会の活動や、広報誌発行、Blogの投稿などの活動をしていますが、こういった活動を含めて、結論として「メンバーそして茶話会などの参加者、リカバリーストーリーの発表を聴き影響を受けた方々、当事者・支援者問わず様々な立場の人に対して、活力を与え、様々な気付きを与えていると明らかにすることができた」(論文より引用)ということが伝わったのなら、Hands to handsの活動に関わってきて良かったと個人的には思います。

 

著者の方は今後も福祉のお仕事を希望されていて、4月からは新社会人として活躍してくださると思いますが、また、いつかどこかでピアサポートに触れ合う中でお話できればとも思います。