みなさん、こんにちは〜 キューちゃんです。寒くなってきましたね。

ブログ班のけんやまさんから「Handsの活動に参加して思うこと」というお題をいただきまして、自分の子育てでのことを書いてみようかなあと思います。

私は、中学1年になる女の子がいます。子供が保育園の頃、保育園で話す姿が見られなくて、子供になんで家ではしゃべるのに保育園ではしゃべらないの?って聞いたことがあり、子供は保育園に行くと魔法がかかってしゃべれないのって答えたことを覚えています。子供は子供なりに自分のことをそんなふうに感じているのだなあ、この子も辛いのかなあ・・・・・人前で話すことが苦手なことは自分にそっくりで、似てしまったのだなあと、胸がしめつけられる思いでした。子供のことが気になり、園長先生に相談をしたら「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)の疑い」があるかなあと言われ、市の相談窓口を紹介されました。保育園の年長から小学校2年生くらいまで、ことばの教室に通級していました。

「場面緘黙」という言葉を聞いたのはその時が初めてだったけど、こういう症状ってあるのだなあ、こういうことで悩んでいる子や親がいるのだなあ、心が少し軽くなった思いでした。

「場面緘黙」の家族会みたいな活動があることも知り、参加してみたいと思いましたが、遠方にしかなく参加は断念しました。

「ことばの教室」に通級したりすることで、学校の先生にも子供の特性を理解してもらえることもでき、子供の様子をみながら、得意なこととか伸ばす関わりをしてもらい、そういうところから子供も自信がもてるようになっていく姿が見られるようになっていきました。

 私自身にとって同じ境遇にある人の存在は心の支えにもなり、周囲に理解者がいるということはとても支えになることを自分自身の体験から実感していることです。

 Hands to handsの活動も、年々参加者が増え、活動に参加することが楽しみになっていること等を見聞きしていると、こういう会の大切さや必要性を感じています。