「今ここ」のあなたの笑顔を刻む
スマイル・メミフォト・デザイン
「メミフォト」の
淺井芽美（アサイメグミ）です。
ご訪問いただき、誠にありがとうございます。
紙バンド、クラフトバンドで雑貨や
ドール用の家具などを制作されている
クラフト作家のan'sKAKA様より
我が子にご依頼がありました。
ドール用の家具を今後制作されるにあたり
撮影等で使うドールが既製品では
使用できないそうで、
オリジナルのドールが必要となり
そのドールのフェイスカスタムの
依頼をいただいたのでした。
KAKAさんのお姉様Kさんと私は
友人で、我が家が2年前に
ドールカスタムしているのを
ご存知だったので、
お話しくださり、
また、Kさんは我が子のことも
よくご存知なので
今回のご縁をいただきました
ちなみに．．．
2年前に制作したカスタムドールは
こちら↓
この時はセリアドールを利用して
カスタムしたドールでした
右が我が子作、左が私作
お話をいただいた当初の我が子は
自分が作ったドールよりも縮尺が小さいため
顔のパーツは全て手描きする必要があった
ので、未経験の領域ということで
お引き受けするか躊躇して
おりました。
ですが、我が子の好きなように、
自由に制作をしてくださいと
熱く背中を押して下さり
制作することとなりました。
ということで、フェイスカスタムの
作業工程を
少し綴ってみたいと思います。
まず初めに、KAKAさんがご使用する
ドールの植毛ヘッドと
ボディを郵送いただきました。
【 作業工程① 】
写真を撮って、iPadで
理想の顔の画像を描きました。
優しい色合いの髪色だったので
優しい表情のお顔を描きました
【 作業工程② 】
ドールにマスキングをしました。
これはお顔以外を汚さないためです。
丁寧にマスキングしました
【 作業工程③ 】
アクリル絵の具を薄め液で薄め
下絵を描きました。
こちらは鏡に写して左右対称かどうかを
チェックしているところ
【 作業工程④ 】
アクリル絵の具を薄めず、下絵の上に
本描きをしていきます。
瞳の中のアイキャッチ（光）は
まだ入っていないので
命が宿っていません。
メイクもまだしていない状態。
この状態で写真を撮り（下写真）
またiPadでメイクをした絵を
作りました。
【 作業工程⑤ 】
瞳の中の細かいタッチを描きました。
アイキャッチ（光）を入れると
一氣に命が吹きこまれます。
【 作業工程⑥ 】
iPadでメイクした画像を見ながら
パステルを削り、アイシャドウ、
チーク、リップ、肌の血色が
分かる部分に、筆や綿棒
などで色を乗せていきます。
パステルをヤスリ（黒い紙のようなもの）で削り
粉状にしたものを綿棒や筆で付けていきます
耳にも赤味を出しました
こうすることで血が通っているように
見えるのですね
【 作業工程⑦ 】
iPadでメイクした画像と並べてチェック。
良さそうだったので、仕上げの
UVコーティングスプレーを
吹きかけて完成。
ほぼ同じ様に出来ました
カスタムフェイスの出来上がり
最初に描いていたiPadの画像よりも
優しい、温かな手描きとなりました
我が子からKAKAさんへのお願いは
『このドールにお名前をつけて
あげてくださいね』
ということでした
どんなお名前になるのか
今から楽しみです
せっかく制作したので
お洋服を着せて撮影したいね、
と我が子と盛り上がりました。
手持ちのリカちゃんやバービー人形は
ちょうど少し前に処分をして
しまったところで、人形のお洋服が
ない！っと思いましたが
我が子が9歳（小3）の時に
石粉粘土で作ったドールがあり
その時のワンピースを着せてみることに。
ちなみにそのドールがこちら↓
ララさん（右）が我が子作、
ハナちゃん（左）が私作のドール
手足を動かしたい関係でモール（針金）を
使いたいと言った当時9歳の我が子
こだわりがたくさん詰まった思い出のドールです
このララさんのワンピースを借りて
撮影しました。
今回制作したドールは脚が長いので
ワンピースが超ミニになって
しまいましたが
お顔の雰囲氣に合う
キュートなドールとなりました
撮影スタイリングは我が子と一緒に
人形のポージングを作るのは
小さい頃からやっているので大得意です
KAKAさん、Kさん、
この度は貴重な経験をさせていただき、
ドールフェイスのカスタムを
ご依頼をいただきまして、
誠にありがとうございました
KAKAさんの益々のご発展
ご活躍を心より
お祈りいたします
ドールフェイスカスタム: fuuka
撮影スタイリング: memi & fuuka
撮影: memi
当ブログにご訪問いただきまして、
誠にありがとうございました。