会社の風土改革は本当に可能なのか? | 社会人予備校

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子供達に必要なキャリア教育とは何なのかを私なりに解説していきます。

おはようございます😃


社会人予備校の松本です。



色んな会社がデジタル化を進めています。


デジタル庁ができて


もっと加速していくようですが


先日保険会社の担当者と


話をする機会がありました。


紙での報告書などは無くなって


スッキリしたみたいなんですが


データ管理のためのコンプライアンスや


お客様とのやり取りが


全てシステムで管理するようになったらしく


全く慣れない社員からは


批判が多いようです。


会社の中で染み付いた習慣やルールは


なかなか変えられないものです。


先日新聞でもこんな記事がありました。



企業がどのようにしてデジタル化しているか


災害時に事業をどう継続させるかなどを


対面とオンラインを併用した


中部財界セミナーが開かれました。


そこでも企業風土の変革が重要であると


参加者の一人から話があり


時に孤独を感じるとも言っていました。


私が思うに


企業風土を変えるのは非常に困難ですし


まず変わらないと思います。


それは変わる事で不都合に感じる人が


多いからです。


特に50代に入ると


新しい事を学ぶのは億劫です。


また男尊女卑の職場や


激務が当たり前の職場


パワハラが当たり前の職場。


これはルールで決まっていることではなく


企業風土です。


オーナーの指示でもなければ


みんなで作り上げた空気です。


これを一部の人たちで変えるのは困難。


ある程度は法改正で改善されますが


法で規制できない事は変わりにくい。


だから若い人達が自分で起業して


新しい企業風土を作らなければ


何十年も続いた会社の風土が


変わる事は難しいです。




資本主義経済では成果主義が基本です。


成果主義は適材適所に人材を置きます。


だから優秀な人は


そのパフォーマンスが最大限


発揮できるポジションに就きます。


そして組織の中で地位を築き


権力を持つようになります。


多くの企業が優秀な人材を欲しがります。


だから会社の中でも優劣ができます。


一部の優秀な人材とその他大勢。


もちろん派閥もできますし


好き嫌いもあるでしょう。


今でこそ社員は会社の歯車なんて


言われる事は無くなりましたが


そう言う教育を受けてきた世代が


現在の経営をやっている訳です。


これからは古い企業風土の会社か


新しい考え方を持った会社か


そんな目線で就活をする若者たちも


出てくると思います。