旭川のライフオーガナイザー®仲村尚子です。
先日の記事の中でご紹介した、次男の検温表の仕組みについて。
毎朝私が書き忘れがないようにと考えた定位置ですが
気づけば次男が自分で体温を書き込んでくれるようになっていました。
ねえ、なんで自分で書くの〜?ときいたところ
「だって、やらなくちゃいけないやつだから」と。
そっか!
やらなくちゃいけないと本人が思っているなら
忘れちゃうこともないだろうし
私(お母さん)がやらなくてもすむ話よね。
それならば冷蔵庫に貼り付けておく必要がないかもしれない。
次男にピッタリの定位置はどこがよいのか
行動動線を観察してみよう♬

朝起きたら、テレビ前に直行
→そのまま引き出しをあけて検温
これが毎朝の次男の行動動線
このあたりで全てが終わるように定位置を作ろう
引き出しにクリップでくっつけています
鉛筆も中にいれておけば、わざわざ取りにいかなくて済みます

ここ一箇所で、検温→書き込みまで完了
最短ルートで済むのでラクらしいです。
初めに冷蔵庫に定位置をつくったのは、
私が記入する前提でした。
決まった朝のルーティーンの中に新しいことを組み込むには、がんばって思い出そうとしなくても視界に入る方法にしたかったから。
そもそも“やらなくちゃ!”と自覚している本人なら忘れることは少なそうなので、
次男が毎日行う行動にセットになるように、
そして無駄な動きのないような仕組みを整えてあげれば
自己完結ができるわけです。
誰が使うかでモノの定位置は変わります
使う人に合わせた仕組みにすれば、
お母さんがわざわざ代わりにやる必要がなくなります
片づけは使う人が主役なのです
そして今回の件で1つ気づきがありました。
片づけは使う人が主役なのです
そして今回の件で1つ気づきがありました。
なぜ最初に、私が検温表に書き込まなくてはと考えてしまったのだろうか。
きっと無意識に、
私がやるべき、お母さんが管理すべき、
という考えがあったのだと思います。
よくよく考えれば次男はもう小学5年生。
これくらいのことは一人でできる年齢です。
きっと私の中にはまだまだ“べき”がたくさんあるのでしょう。
少し立ち止まり、俯瞰して、1つ1つ向き合っていこうと思います。