片づけ男子を育てることは結局は私自身への投資 | 片づけと子育てと自分らしさ

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モヤモヤしがちな私が片づけで学んだやり方で自分を整えていくブログ

旭川のライフオーガナイザー®仲村尚子です。

 

転勤族のわが家に先日辞令がでました

夫は10月引っ越し→単身赴任生活

中3・小6の息子たちと私はこのまま旭川で暮らし

来年3月に合流予定

 

20日21日と家探しのため家をあけ、一人で東京の実家に1泊してきました。
昨日帰宅したのは19時半頃、あまりにもきれいなお月様にみとれて玄関前で荷物を持ったままぼーっとしてしまいました。
疲れた身体にしみました…

 

 
 

窓際にトイレのスリッパ 洗った時の乾かす定位置

 

 

昨夜帰宅したらトイレにスリッパがなくて、夫が洗濯してくれたのかな?と考えていました。

一晩もたてば十分に乾くはずなのに今朝になっても乾ききっておらず、そこそこ肌寒くなってきた朝いちのトイレでの裸足はさすがにもう寒い^^;

スリッパ洗ったのいつ?ときいてみましたら、どうやら夫が洗濯してくれたものではないことがわかりました。

 

 

21日の朝、一番に起きた小6次男が朝いちのトイレで豪快に汚してしまった

トイレをまず拭き掃除

おしっこで濡れてしまったスリッパは洗面台でザーッと洗い

軽くしぼって窓際に置いた

ということがわかりました。

 

 

洗濯機で脱水したわけじゃないから乾かなかったのか!と疑問は解決

同時に、とっても嬉しい気持ちにもなりましたちゅー

 

 

 

たまにトイレ掃除をしてくれる次男なのでやり方を知っていたから掃除ができたのだろうし、

普段から自分の靴下や靴を洗っているのでスリッパを洗うハードルも低かったのだと思います。

 

 

ゲームをしたくて早く起きたから夫も長男もまだ寝ていた時間帯

自分で汚してしまったトイレを自分で掃除し、スリッパを洗い、しぼって窓際に置く、

これを寝ぼけまなこで一人でやり切るのは相当めんどくさかったはず。

それでも家族を起こさずに自己完結したのはすごいことだと感心してしまいました。

もし次男が夫にヘルプを求めていたら、家のことをメインで管理している私がいない平日の忙しい朝なので、やることが増えた夫はきっとイラっとしたことでしょう。

普段から一通りできるようにしておいてよかったとも思いました。

勉強でいい成績をおさめるよりも、何かで表彰されるよりも

こういう成長を傍で見させてもらうことは私の何よりの大好物

 

 

 

今回の帰省で友人と都合がついたので久しぶりに会ってきた際「こうやって家を空けるとき、おうちのことはどうしてるの?」ときかれました。
 
 
わが家はごはんを作れるのが私しかいないのでごはんは用意し、具体的に説明していきます。
でもそのほかの毎日の生活に必要なことは、息子たちも一通りできるようになっているのでほぼノータッチで済んでいます。
 
 
布団を敷く、たたむ、食べ終わった後の食器洗い、これらは習慣化しており
自分の洗濯物の仕分け→干す→取り込む・しまう
この一連の作業も個々でできるようになっていますから、夫一人に大きな負担がかかることはありません。
 
 

 

 

今年の2月に母が亡くなり、それまでの3ヶ月間旭川⇔東京を頻繁に行き来していました。

数日~最長1週間家をあけましたが、私がいない間に家のことがわからなくて電話がかかってくることもありませんでしたし、帰宅しても部屋が散らかり放題ということもありませんでした。

私が家をあけても家族が困らない、ほとんど散らからないというのは、メンタルが弱っていた当時の私には本当に救いでした。

 

 

 

元々は、息子たちが困らないようにと『片づけ男子』を育てるべく家の中を整え始めました。
親元を離れる日はいつかくるし、私が急にいなくなってしまうこともあるかもしれません。
そんな時でも彼ら自身の困り事が最小限で済むようにと始めたことでした。
 
 
家族の動線、利き脳を参考にした収納スタイル、個々の得意/不得意などもふまえて、自分の家族に最適な仕組みをつくることは、簡単な作業ではありませんでした。
でも息子たちが自分のことは自分でできるようになっていると、私が不在でも夫一人にかかる負担はいつもの動き+α程度です。
留守中の家族が困らなければ、家族間に不穏な空気が流れることも避けられ、お互いにイラっとせずに済みます。
そうすると大概、帰宅した時にご機嫌な顔で出迎えてもらえますし、次の機会も家をあけやすくなり、私自身がやりたいことに時間を使うことができるのです。
 
 
息子たちのためにやってきたけれど
結局その効果は私自身に返ってきているのです。
 
 
仕組みができても習慣化する為には時間もかかるし、一発でうまくできなければより良い方法を探っていく必要がありますから時間はかかります。
でもそこを乗り越えて家が整い家族にできることが増えれば、ラクになるのはまぎれもなくお母さん自身なのです。
根気強さも求められるし、エネルギーも使うけど、
いつかの自分への投資だと考えて、これからも取り組んでいきたいです。
 
 
 
 

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