はいどうも。おーちゃん先生です。
今回はちょっと学びの内容を少し方向転換します。
今日のテーマは「眼精疲労、頭痛」
最近、受験生の最後の追い込みの時期のせいなのか、受験生の偏頭痛の悩みがちょくちょくきます。
ある受験生は、平日1日5時間、休日は10時間机に向かって勉強しているそうです。
めちゃくちゃ頑張ってます。いい結果が出て欲しいと願うばかりです。
さて、眼精疲労や頭痛に絶対的に関係するのはまず後ろ側の首と頭部の境目。
筋肉で言うと後頭下筋群と呼ばれる筋肉が集まっているところ。
・大後頭直筋
・小後頭直筋
・上頭斜筋
・下頭斜筋
これら4つの筋を後頭下筋群と呼びます。場所としては首の筋肉のかなり奥の方にある筋肉で、もっと表面には僧帽筋や頭半棘筋と呼ばれる筋肉があります。
これらの筋肉の役割は上部頚椎、つまり首の上側の回旋や屈伸、側屈の動きをコントロールしてくれます。
長時間の不良姿勢やデスクワークをしている人はここの筋肉が硬くなりやすいんですね。
一番硬くなっているのがわかりやすい姿勢というのが猫背で頭が肩より前でに出ている人。こう言う人は後頭下筋群にかなり力が入っていると思います。
そう言う状態になると、周りの神経や血管を圧迫します。特に後頭神経と呼ばれる神経が伸ばされたり、圧迫されることで慢性的な頭痛や首痛の原因になると言われています。
ちなみに後頭下筋群が固い人はストレートネックになりやすいです。
さて、次に関係してくるのは首の側面。
胸鎖乳突筋と呼ばれる筋肉や、顎周りの筋肉や関節、そしてその周辺からでる神経や血管です。
まず胸鎖乳突筋、この筋肉は首の屈曲伸展、側屈回線のあらゆる動きに関わってくるんですが、ここの筋肉が正常でない場合、まず良い姿勢は取れません
そして顎周り。実は顎ってめちゃくちゃ大事なんですよ。良く噛み締めが強いと頭痛になるって言いますよね。
それは顎周辺に頭まで伸びる神経や血管がたくさんあるからなんです。
どの筋肉がどう作用しているかはここでは割愛しますが、めちゃくちゃ密集してます。
目周りの筋肉や表情筋に影響する脳神経の顔面神経。側頭部に影響する脳神経の三叉神経。
頭皮や目の筋肉につながる頸動脈もあります。筋肉は血流が悪くなると動きが悪くなったり、痛む事があります。つまり、顎周りの筋肉や関節が正常に動かないことで、頭痛や眼精疲労にも影響が出ると言うことなんですねー。
他にも色々原因はあるんですが、全部話そうとすると論文になってしまうので、とりあえず重要なところをお話ししました。
だからとりあえず応急処置として、頭と首の付け根。耳と顎と首の周辺を良くほぐしたりして見てください。
ただ温めるだけでも良いと思います。
ではまた。