はいどうも。おーちゃん先生です。

 

おーちゃん先生の学び。今日から膝関節に入っていきます。

 

足の筋肉もまだいくつか残っていたんですが、調べてみたところそんなに詳しい内容は書かれていなかったので先に進みたいと思います。

 

膝関節は上から大腿骨、膝蓋骨、脛骨の3つで構成された関節のことを言います。

 

ここの関節が痛くなる人って結構多いですよね。だからここのメカニズムを少しでも知っておくのはいいんじゃないかなと思います。

膝関節の主な役割は屈伸運動です。これは言わずともがなですかね。ですが、単純に屈伸運動をしているわけではなく、ちょっと複雑な動きをしている関節なんですよね。

 

まず大腿骨側の膝関節について話そうかとお思います。

 

大腿骨の膝関節は内側顆(ないそくか)、外側顆(がいそくか)と呼ばれる部位があります。

 

内側顆、外側顆で実はそれぞれ違いがあります。

 

大腿骨を下から見ると、外側顆は真っ直ぐなのに対し、内側顆は少し湾曲している構造になっているそうです。

そして外側顆は内側顆に比べて平坦な形をしており、少し後方に突出しています。(アップした写真では真っ直ぐですが、文献ではそう書いてありました)

 

ざっくりですがこんな感じ。

 

次に脛骨側の膝関節の話。

脛骨側には先ほどの内側顆、外側顆の受け皿となる内側高原、外側高原と呼ばれる関節面が存在します。

 

内側高原は外側高原よりも広く、わずかに凹状の形をしています。恐らく内側顆の形が外側顆に比べて少し湾曲しているため、受け皿が深く丸い形になっているんでしょうね。

 

外側高原の構造は内側よりより複雑で、内側ー外側では凹状、前ー後では凸状の形をしているそうです。

脛骨の関節面と大腿骨の関節面を比べると、脛骨の関節面は非常に小さいんです。だから普通に曲げると大腿骨が脛骨から落ちてしまいます。

 

そのため、屈伸の他に回旋、滑り運動というのをしているんです。

膝を伸ばすときは曲げるときの逆の動きをするということです。

 

そして忘れてはいけないのが膝蓋骨。

 

膝蓋骨がないと膝って正常に動きません。

 

膝蓋骨の役割としては膝を曲げる際に大腿四頭筋が大腿骨に過剰に擦れないようにすることと、一番大事なのは大腿四頭筋の可動域を広げてくれているという点です。

 

大腿四頭筋は膝蓋骨の上について、膝蓋骨を中継して脛骨にくっ付きます。この膝蓋骨がない場合、大腿四頭筋は膝蓋骨を中継せず脛骨に直接くっつく形になるので、通常よりも牽引された状態になります。

 

筋力というのは牽引され続けると低下するという性質を持つので、大腿四頭筋の筋力が低下してしまうということなんです。

 

大腿四頭筋の筋力が低下するということは膝を伸ばすことができなくなるということなんですね。

 

だから、怪我などで膝蓋骨を除去してしまった場合、大腿四頭筋の筋力トレーニングや可動域を広げるリハビリをするんだそうです。

 

とりあえず今回はここまで!

 

ではまた。