はいどうも。おーちゃん先生です。
おーちゃん先生の学び。本日のテーマは「母趾内転筋」
母趾内転筋は横に伸びてる横頭。斜めに伸びてる斜頭の2つがあります。
母趾内転筋は母趾のMP関節の内転や屈曲の作用を持つ筋肉です。
この筋肉は外反母趾変形に大きく関与すると言われています。
外反母趾になりやすい人の特徴の1つ扁平足があります。
扁平足の人がなんで外反母趾になるかというと、扁平足の人って土踏まずが潰れていますよね。
土踏まずが潰れている状態を関節から見ていくと、まず踵が内側に倒れている状態です。
そうすると、それにつられて距骨、舟状骨も内側に倒れていきます。これが土踏まずが潰れている状態。
そんな状態でいると筋肉ではどんなことが起きるかというと、前に書いた母趾外転筋が常に引っ張られている状態になります。
筋肉の特性上、長時間引っ張られていると縮む力が失われます。要は筋力が落ちると思ってください。
その状態が続くと、母趾外転筋と反対の動きをする母趾内転筋との筋力の釣り合いが取れなり、ずっと親指を内転している状態が続きます。
そうすると、母趾外転筋の付着部がどんどん引っ張られ、その影響で骨が外に伸びてくるんです。
これが外反母趾変形のメカニズム。
だから外反母趾の手術をするときは母趾内転筋を切り離す手術がよく行われるそうです。
図で書いてみましたけど、なんとなくわかりますかね?笑
余談ですけど、外反母趾の人は巻き詰めにもなりやすいと言われていますよ。
そのメカニズムはまた日を改めて。
ではまた。