はいどうも。おーちゃん先生です。

 

おーちゃん先生の学び。本日のテーマは「ヒラメ筋」

ヒラメ筋はふくらはぎの一番奥にある筋肉です。下腿三頭筋の最後の1個の筋肉ですね。他2つは先日話した腓腹筋。

 

ヒラメ筋の役割はは腓腹筋とほぼ同じ、足首の底屈・若干の回外動作をしてくれます。

 

しかしながら、同じ動きをするにしてもヒラメ筋と腓腹筋は力の発揮の仕方が少し違うんですよ。

 

ヒラメ筋は足首に軽く抵抗をして底屈の動作をするときに力が入るとされています。

立っている時に直立姿勢を保つ時とか。

 

逆にヒラメ筋は足首に強い抵抗を与えて底屈動作をするときに力が入ります。つま先立ちをする時とかジャンプする時ですかね。

 

また、膝がまっすぐの時と、曲がっている時でも少し力の入り方が変わります。

 

膝がまっすぐな状態で足首を底屈すると腓腹筋の働きが活発になります。逆に膝を曲げた状態だとヒラメ筋の働きが活発化します。

 

ヒラメ筋の筋力が低下すると腓腹筋の時と同様、歩行や立っているときの姿勢制御が難しくなります。

 

逆に強すぎてしまうと、腓腹筋同様、足首の背屈がしづらくなってしゃがむ動作がしづらくなったり、膝の可動域に影響が出ます。

 

ただヒラメ筋が強すぎるとき、腓腹筋と大きく違うのは立っている時に反張膝になってしまう可能性が高いと言う点です。

 

ヒラメ筋の緊張が強い状態で地面に立つと、足首がうまく背屈できないため、その変わりに足首の上にある骨、つまり脛骨を後ろに倒すことで足の裏を地面につけようとします。

 

その結果、膝が過伸展、要は伸びすぎてしまう姿勢になってしまうのです。

こうなると膝の関節も不安定になってしまうため、膝痛や変形性膝関節症の原因になってしまうこともあります。

 

余談ですが、僕は結構関節が柔らかいんですよね。

 

で、膝も反張膝だったんです。その結果、僕はちょっとバランスを崩した瞬間に靭帯を切りました・・・。

 

とりあえず今は日常生活において不便はありませんが、やっぱり運動する時とか、片足で立っているときは今でも不安です。

 

生まれつき関節が柔らかいという人もいますが、この反張膝は僕の経験上、あまり良い結果は生まないので、心当たりある人は本当に注意してください。

 

特に足首が硬い人、ふくらはぎが硬い人は本当注意してくださいね。

 

ではでは