こんにちは。
色と心をつなぐ色彩心理コミュニケーター 入江和子です
(^O^)/





長女が3年生を終了する学期末の事。


担任の先生が子ども達にアンケートを書かせました。


その中の質問のひとつが、

「あなたのいいところは何ですか?」





この話が始まったのは、


長女の
「自分のいいところがわからない子が多くてビックリした。」
という報告からでした。


「みんな、いいところあるのにね。
わからないから、先生に「僕のいいところな~に?」って聞いてたよ。」


とのこと。



子どもがよその人から褒められても、
いやいやまだまだ…
って、ついつい言っちゃいますよね。


だって、そう聞き続けてきたんですから、
そういう風に言うもんだと思ってました(笑)


体に染み付いてる感覚ですから、
何の努力もなしに無意識にできるんです(笑)



でも、一方で、
だから日本の子どもは自己肯定感が低い
というのも何度も見たり、聞いたりしてきました。


だけど、過去の私は
その話が気になりながらも
結局、自分の行動を変える気がなかったんです。


このままでは長男がダメになる!
と切羽詰まるまでは。


だって、
やったことない事をやらなきゃいけないから、
エネルギーが必要なことは分かっていました。


だから、
疲れるだろうな と想像したし、
言い方を考える面倒くささもあったし、
続ける自信が無かったし、
小っ恥ずかしさもあったし(笑)


今でも、100%できるわけではありません。





だけど、
ココがいい!
と言い出すと、
ホントにそう思えて信じる気持ちが湧いてくるし、
何たって希望が持てて、未来が明るく感じられるんです♪


これは言ってる人だけではなく、
言われてる子どもも同じ♪





謙遜は日本人の美徳です。


それは、
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」というように、
中身が詰まった人がするから美しいのであって、

まだ中身を詰めてる途中の子供たちにとっては、
自信も意欲もなくすという
中身スカスカ現象を巻き起こすことになりますσ(^_^;)




以前の私は、
子ども達が調子に乗ると努力をしなくなるのではないか、
という風に思えて、
理想の姿を追い、
まだまだ と発破をかけていました。


ところが、それは逆だったと今は自信を持って言えます。


調子に乗り過ぎてネガティブな面が出てきたら、
それは調子に乗り過ぎだよ~、と
ポジティブに収まるちょうどいいエネルギーの出し加減を
一緒に考えてやればいいだけのことだった、
と今では思います。


調子に乗る、ということは
それだけ、やってやろう!というエネルギーが湧いてくる 
ということですもんね。


あるはずの自分の力に気づかず、
自分の輝きどころを見失う人生ほどつまらないものはありません。


自分らしさがわからなくなるほど、
否定しなくてもいいんじゃないでしょうか?


かつての私もそうでしたけどね(笑)


これが得意です! とか
これが好きです! っていうことは自慢ではなく、
その人の存在価値!


それを十分に使って人の役に立てるよう、
もっと口に出して伝え、
その価値をもっと高めてあげることが、
後々、その子の生きる道につながるのではないか

とこれまでの経験から思います。



お試しあれ~♪



写真は一児のお母さんの作品。
つけられたタイトルは「ミックスジュース」