入試の季節!

連日のオミクロン株急拡大で


ドキドキしながら当日を迎えた受験生&親御さん


本当にここまでお疲れさまでした。


今後受験を控えている皆さんは


体調万全に当日が迎えられますように。




特別支援学級に通う中3生徒も


いろいろ悩んで進路を決めていると思います。


私が出会った子の中だと


・高等特別支援学校

・特別支援学校

・専修学校

・職業訓練校

・公立高校定時制

・公立高校普通科

・就職も進学もせず家庭へ


こんな感じで進路を決めていっていました。




昨日のブログに関連して


小学校5年生で通常学級から特別支援学級に


転籍したMくんのお話です。




Mくんはとっても穏やかなのんびりさんで優しい子でした。


知的に、グレーゾーンと言われるあたりにいて


初めは通常学級にいたものの


小学校高学年になり、授業内容についていくことが難しく


相談の末、小5で特別支援学級に入りました。




はじめ、親御さんは


「支援級で個別にみっちり勉強を見てもらい、挽回して、中学校では通常級に戻る」


というつもりで転籍を決断しましたが


中学校進学時に、その考えは変更され


中学校でも支援級に所属しました。




そのきっかけは、Mくんの兄の高校受験


進路選択や受験勉強に苦労する兄の姿を見て


「Mには、これは難しい。MにはMのペースがある」


と、高等特別支援学校に狙いを定め


療育手帳を取得。


3年後、見事合格しました。




高等特別支援学校の3年間で


コツコツまじめにがんばるMくんはさらに成長し


立派に就職していきましたにっこり




小学校入学、となると


義務教育後の進路まで見据えることは


なかなか難しいかもしれないですし


考えてすぎて、道を狭めてしまっても息苦しい。




その時その時での、親御さんの決断が


Mくんの未来につながっていったんだなぁと


思ったケースでしたニコニコ