これまでざっと1000人くらいの子どもたちに出会い


さまざまな経験をしてきました。


当たり前だけど、1000人いても子どもたちは1000通りで


それぞれの個性がかわいくて、おもしろくて。


いつかの韓国。

あぁまた海外旅行したいなぁ



そんな中で、私の価値観が大きく変わった


療育手帳A、自閉症スペクトラムのSくんとの出会い。


彼のことは、中学校3年間を担任させていただきました。





中学校に入学した段階で


精神年齢は3歳程度と言われていた彼は


本当に優しくて、穏やか。


笑顔がとっても素敵な少年でした。





Sくんから学んだことは数え切れないくらいあるのですが


Sくんのお母さんも本当に素敵な方でした。






Sくんのお母さんに用事があって電話をかけると


あちらの第一声は


「いつもありがとうございます」


でした。


連絡帳にもよく書いてありました。





なんだか、すごく嬉しかったです。


そして心が和みました。


電話の場合、その後の話も穏やかにできます。






よく「お世話になります」という一言が


使われたりしますが


「いつもありがとうございます」って


なんだか心が温まるなーっと私は感じました。


なので、今では私自身もどんどん使うようにしています。





担任の場合、教員も保護者も1年間は関係が続きます。


子どもを育てる協力者として


お互い味方につけておいた方が絶対にいい笑


ささいなことかもしれませんが


心が温まる魔法の一言


「いつもありがとうございます」


おすすめです!





Sくんの語彙は決して多くありませんでしたが


彼から出る言葉は柔らかい印象を与えるものが多かったです。


お家でのお母さんの声かけが優しいものだったのだろうなぁということが想像できました。







今、娘は言語の敏感期にいると思います。


優しい言葉のシャワーをどんどん浴びさせていきたいと思います♡